トレール量と二次旋回 | Hiro's Style

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人生楽しんだ者勝ちっす!

いよいよオートバイというものがわかってきて嬉しいですが

お金も時間も結構かかりましたね(笑




でも体得した物は馬鹿デカイです。


完成した車体に乗ってるうちは一生かかってもこの事は理解できなかったと思います。


改めて『トレール量  不足  旋回』などで検索をかけると出てくる出てくるチュー


17インチ化する前からこの記事を見て分かっていたハズのことなんですが…

これが理解出来るのは本当の意味で体感して考え尽くさなければ無理だったと


本当にそう思えるほどのこと。


一次旋回には全く影響を感じさせないどころか18インチからだと流石にスッと向きを変え始めるのに気をよくしても
クリップ直前あたりから二次旋回に入るところでジワジワと旋回性がダルになり、それをライダーが内に入れようとしても外へ外へと流れていく様はトレール量不足の特長かもしれない。

二次旋回で微妙に顔を出す現象はライダーがコントロールできる範囲内ではあるけれど、アクセルを開けていけない状況には変わりはないので気持ちよく乗ることも出来ない。

ある意味モタード乗り(足を突きだして乗るオフ乗り)は、それを回避しながら乗るフロントが暴れたり流れたりする前提の乗り方とも言える。

とある人はモタードをロードで乗るならリヤを下げると言ってたが
そういう対処療法では17インチの美味しいとこは一生かかっても使えないと思う。
常にライダーがコントロールして低い限界をコントロールし続けなければならない。
それはそれで面白い部分はあるけどね。



逆に低速でのクイックな旋回を求めるジムカーナなどなら一気に寝かして向きを変え、一気に起こして加速していくので影響は少ないかもしれないのでトレール量のセッティングは奥が深い。


先人が他のバイクで導き出したステムオフセット変更という正しい答えは
恐らくメーカーの開発者からすれば当たり前のことだと思う。

まぁこんなバイクも存在するけどね(笑

XR250モタードの初期モデルの失敗作。
このあとのモデルでステムオフセット変更してトレール量70㎜まで改善されています。

やっちゃったなHONDAテストライダー(笑



キャスターアングルとステムオフセットが作り出すトレール量は

何か黄金比があると僕は思う。

もちろんステージによって多少はベストの違いはあると思うけど

TWを17インチ化してロードで走らせるならキャスター角25°トレール量90㎜をベースにして
フォーク突き出しによってキャスター角とトレール量をコントロールしながら良いところを探れるマシンが最高だと思うね。



ここまでわかっていて17インチ化に進まないのは、それを導き出すのにこれまでの倍以上の時間と労力、そして資金が必要になる予感がするから。

まずステムをワンオフしたら15諭吉は飛んでいくからねガーン




ある意味フロント18inリヤ17inのフィーリングは黄金比を捕らえた物なのかもしれないし


18インチだからといって遅い訳でもなく
むしろその逆で安定したコーナリングがパワーの無いマシンの命であることはフィーリングだけでなくラップタイムが物語っている。



18インチに戻すと軽量化も後退する。
※17インチ比 +1kgも増えてしまう…



軽量化も車体構成も頭打ち。
それでも戻る必要があります。

少しでも18インチホイールを軽くするために17インチからジュラルミンのディスタンスカラーを入れ替え爆笑







突き出しも13㎜に戻しました。



タイヤ外径で45㎜大きくなり
重量は900g増えました。


中古で手に入れた18インチのレーステックRRからテストして

近いうちにコンチネンタル2CRを買ってタイムアタックしたいと思います。


乗り味が変わったけど慣れてきたら全く気にならなくなりました🎵





そうそう!タイヤウォーマーもタイヤカバーも長さ足りないんだよね~てへぺろ

どうしよーかなぁ~笑い泣き