たいぞう、南十字星を見る
PM22:00 ジムで大汗かいて、きつい全身トレーニングをしてたら、突然お呼び出しのお電話。
オフィサーの方のご馳走で、素敵なバーにてお酒をいただくことになりました。
お化粧なんてすっかり落ちてしまっている私…、バーは照明落としてあるから大丈夫かしら、と着替えてシャワー浴びて、そのまま行ってしまうたいぞう。
調子にのって、ブランデー2杯と、きつめのカクテルをいただいたせいか、かなり酔いがまわりました。
ジムで消費した160kcal。またまたお酒で取り戻してしまった模様。
全員ほろ酔い状態で、その場のノリで南十字星ツアーが組まれ、おぼつかない足取りで強風のデッキに出ました。
船の先頭へ行くと、船の進む方角、真正面に南十字星が!
はじめて見る南十字星は、私の前方で綺麗に4つ、輝いていました。
右前方には天の川。
左後方には特大の北斗七星。
『こんなに大きいんだ!』
目が慣れてくると、無数に小さい星が見えてきて、なんだろうここは、天体全体に星、星、星…。
星だらけ!
宇宙の中にいるみたい。
今まで見た、どの星空よりも、星の数が多かった!
1番綺麗でした。
風に飛ばされそうになりながらも、見ていた空は最高に綺麗。
吸い込まれて、言葉なんて出ませんね。
特に南十字星は、もしかして一生見れなかったかもしれない星。
これが見れただけでも来てよかった。
さてお開きにしましょうか、というときに、先方南十字星の遥か上から特大の流れ星。
みんなで『流れ星だ!!!』と大騒ぎ。
でも途中で流れ星が回れ右しました。
『・・・?』
結局流れ星だと思ったのは、ただの鳥だったことが判明
んー、でもあれを流れ星ということにしておくのなら、特大の願いごとが叶いそうです。
だって、鳥だという確信も、100%ではないもんね。
なにしろ全員して酔っ払っていたんだから(笑
たいぞう、カタライナに悩まされる
今朝、船上での朝食デビューをとうとう果たしました!
1人ぼっちの朝食だけど、とっても豪華なブッフェを堪能できて大満足、を通り越して気持ち悪いぐらい。
その後コーヒーだけは飲みたいな、と船上階の先頭にあるラウンジに行ったらフルーツ盛り合わせまで持ってきてくれて、残すのは申し訳ないと苦しみながら食べました。
おかげでお昼になってもお腹はすかず…。
今日のランチは抜きとなりました。
しかも激しく眠かったので、お昼寝休憩までいただきました。
夕暮れどきにはジャンクな食べ物を振舞ってくれる場所があり…(ここは滅多に人がこない穴場なのです)、
最近はここが仕事の休憩場所となっていて、お好み焼きやらたこ焼きやらホットドックにハンバーガー…、をナイフとフォークでいただいてます(アイス付き)。
これを食べてしまうと夕食が食べれず、今度はお夜食の時間帯になってしまい
昨晩はえびチャーハンとシュウマイ(かなり美味)、今晩はお蕎麦とエビ餃子、たくさーん並んだイチゴのショートケーキはギリギリのところでなんとかセーブ。
あぶなかった…。
というかケーキを食べる食べないにかかわらず、すでにカロリーオーバーなのでは!Σ
座っていれば何かが出てくるセレブな環境、まさかここまですごいとは思っていませんでした。
あぁ知らない世界って沢山あるんだな。
さてさて、カタライナ。
とは私のお部屋の世話係さん。
なのですが。。。激しく色々やらかしてくれています。
今日はとうとう!窓辺に置いておいたおじいちゃんの写真を捨てられました!!!がーーーーん。
仕事の休憩時間にお部屋に戻ってくると、ふと窓辺に写真がないことに気づき…
あぁ落ちちゃったのかぁとカーテン周りやベット周りを隈なく探したのですが見つかりません。
「もしやカタライナ…捨てたのでは!!!」
あわわわわわ。おじいちゃんの写真が捨てられるというのはまずいのでは!
写真に魂なくとも、ゴミと一緒に捨てられてたら、なんだかおじいちゃんも哀れすぎる!
でも気づいた頃には時既に遅く、カタライナの姿は見当たらず。
カタライナの呼び出し方とかわからないし。
あわあわしながらフロアをうろうろ。他のお部屋担当の人には数人に会ったので
カタコトの英語で「カタライナは知っているか?」と聞くけれど一人目は知らないとのこと。
あぁーどうしようー。
さらに人を探しに右へ左へうろちょろしていると、別の人発見!!
「カタライナに会いたい!」とカタコトで言ったら、ラッキーなことに電話番号を知っていて電話をかけてくれました!
早速私のお部屋に呼んで、「ここに置いてあった写真は??」と聞いたら、ピューっと部屋を飛び出していくカタライナ。
どこかのゴミ箱から、写真を持ってきてくれました。
…とりあえずおじいちゃん救出です。フー危なかった。
「この写真は捨てないで」とカタコトで釘をさしておいて、さらには写真に付箋でメッセージまでつけて、これでもう大丈夫。
写真、捨てるなー!
で、最近、日の入りの時間にはデッキに出ることにしています。
毎日違った空の風景が見れるから。
特に日の入りはドラマチックで、東の空で輝く星座から西の空の日の入り寸前までを360度ぐるっと眺めてみると、天体すべてを見渡せます。
西のデッキを見たあとに、東のデッキにまわってみると、満天の星空で、目をこらせばどんどん星が見えてきて、視界中が星だらけ。
プラネタリウムより星がある!
航海ってロマンだな、と思いました。
太平洋は広すぎて、ぼーっと眺めていると、何もかもちっぽけに思えてくるから偉大なんでしょうね。
海とか船とか、ロマンなんだろうな。
おじいちゃんも海に魅了されていた人だし、今ここに乗っているお客さんや、操縦にかかわっているクルーの人たち、みんなそういう気持ちを抱いているのでしょうね。
海抜5000メートルなんて想像するとぞっとしちゃうけれど、ゴミひとつない海をぼーっと眺めていると、海っていうのはとても広くて青くて美しい。
空は広くて果てしない。
地球は丸くて大きくて自然は美しい。
星は無数に存在し、私たちもその中のひとつに過ぎない。
小学校の教科書に書いてありそうなことを、今改めて実感しています。
ちっぽけなんだな自分の存在って。
もしかして、私は今、とても貴重な経験をしているのかもしれない、と思いました。
そうそう、今日はくじらが6頭現れて、船左を通り過ぎていったそうです。
私たちが来た航路と全く真逆に、日本の方角、小笠原諸島を目指して。
たいぞう、結婚式を思い祝杯をあげる
今日は友達の結婚式!
朝ははっきりしないお天気でしたが、突然の晴天。
東京は晴れていたでしょうか。
心浮き立つこの日に、友達からのサプライズプレゼントがありました!
上司が突然私の部屋へ。
私:「?」
上司:「○○さんから、今日渡してと頼まれていたので」
うわぁあああ、やられた!(笑
そう思いました
びっくりするやら嬉しいやら。
結婚する当人からの祝杯シャンパンのプレゼント。
私が船上で手に入れることができるお酒はビールぐらいだから、と夜に1人、ビールで祝杯あげようと思っていたのにね(泣。
海抜4000メートル、地図で見ると東京の真下、遥か南マリアナ諸島の近く。
日暮れを眺めながら、甲板にシャンパングラスを用意して、折角なので上司を誘って乾杯しました。
チャーン
って素敵なシャンパングラスの音も鳴らしました。
声に出して、『結婚おめでとう!!』
甲板の最高の場所を見つけてお祝いしました。
邪魔になるものが何もないから、海はなかなか太陽が沈まなくて、色んなことを考えながらずっと眺めてました。
1番星が現れて、友達の門出をお祝いしているかのように、煌々と瞬いていました。









