【政治と宗教<2>】 | 【こころのエステ・フィットネス鹿児島】 ~貴方を内面から輝かせる愛 ~ 聖書のことば・智 慧[EQサプリメント]

【政治と宗教<2>】

政治と宗教は、現代では、きちんとその役割を分担して

人々の幸福や社会のために奉仕する役割が与えられています。


宗教活動と、政治活動は、明確に分離されて

いなければなりません。


しかし、昔から、どうも、政治活動に宗教活動が

【利用】されてきたという歴史があります。


これは、宗教家の立場からは、

最も避けなければならないこと

と考えています。


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宗教と政治が絡むと、

宗教の純粋性が失われます。


たとえば、あるキリスト教が国教と

なっている国のことを考えて見ますと・・・


その国の要職につくためには、

キリスト者であることが求められていますが


こころから、神様の愛に、感動し、救いを受け入れ

神様のために、人と、社会のために奉仕したい

というこころからではなく、


その重要ポスト、地位が欲しい事が、動機となって

洗礼を受ける・・・ということも起こりえるのです。


そうなると、その人の信仰は、純粋性が失われ

方向がおかしなことになってしまいます。


しかし、肩書きはクリスチャンということですから、

その人の考えが、

クリスチャンの考えを代表する・・・かのように

誤解されてしまうのです。


また、宗教を利用しようとする為政者は、

先に何か、自分の主義主張があって、

その【自分の主義主張】をサポートしてくれる

【聖書の言葉=神のことば】はないか・・・・


という思いで、聖書を読み始めたり・・・

聖書を引用するということも起こってきます。


【聖書のことば、愛の教え】・・・に自らを従わせ

律して生きるということが、本来の信仰者の姿勢なのですが


自分の都合のいいように、聖書を解釈、適用する

神様の教えに自らを律するのではなく、

自分の考えに、神様を従わせようとしているかのような・・・。

それは、傲慢以外なにものでもありません。


キリスト教の歴史には、暗黒の歴史(十字軍遠征の問題をはじめ

ヨーロッパ諸国による諸国への侵略支配の時代)があります。


それらは、すべて、宗教と政治が不適切な形で、絡んでしまった

ことによる、為政者、支配者による宗教統制のもとに行われた出来事

といえます。残念なことです。


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そのような不適切な信仰者が起こす出来事のゆえに、

純粋に、信仰し、神や人を愛し、仕えようとしている活動まで

批判されたり、妨げられたりすることは、残念でなりません。


このような原稿を草稿しているときにも、

イラク・バグダッドでイスラムシーア派、聖地で

巡礼者816人が死亡する事件が起きたことが

報道されています。


【また、宗教間での問題、争いが・・・】という声が

聴こえてきそうですが・・・


本来、宗教は、人と人のこころの平和を、つながりを

回復させるものであって、争いのためにあるものでは

ありません。


しかし、争いの震源地ともなっている現状・・・

この問題の本質は、宗教が政治に利用されている

というところから、発生しているものと

考えていただきたいと思います。


本質は、宗教の問題ではなく、政治戦争であり

経済戦争が隠れているということ・・・


宗教を隠れ蓑(みの)として

本来の問題がうまくぼかされている・・・

矛先が違ったところに向けられてしまっている


ということを知っていただきたいと思います。


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イスラム教のおしえそのものは、たいへん平和を尊重し

また、イスラム教徒の人々も穏健な人々です・・・。


しかし、問題を起こす、クローズアップされてしまう人々は、

【過激派】【原理主義】といわれている人々で、

わたくしは、【純粋】にイスラム教を信仰している人々

とは思いたくありません。


どの宗教にも、また思想でも、過激派といわれる人々が

存在しており、その人たちは、為政者にとっては、

とても都合のいい人々となりえます。


特に、教育を十分受ける機会が与えられず、

客観的な情報も得られず、判断できないような環境や状況

にある国や人々は・・・。


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どうか、賢明なみなさまには、ぜひとも、宗教については、

無知でいてもらいたくはなく、


また、一般的にいわれている情報だけで、判断されることなく、

だれか、思想家のことばでなく、


実際の聖書の教え、聖書には何が書かれてあるのか、

また、イスラムの経典などに触れていただいたり、

ご自分の目で見て、確かめて、判断する・・・という作業を

ぜひとも、していただきたいと願っております。



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