ガソリンランタンの安全な点火方法 をオールドコールマン(カナダ)335を使って紹介したいと思います。
まずは、動画で観てもらってから文章を読んでもらう方が分かりやすいと思いますので、ご覧ください。百聞は一見にしかず。
1:点火の準備
全体を見て、特に問題ないか確認。
マントルの破れ等も確認。
少しの破れでも交換してください。そうでないと、グローブが割れたり、変色する事があります。
↓マントルはコチラ↓予備も絶対必要!いつ破れるかわかりません。><;
ガソリンランタンは、安全に使えれば非常に燃費もよく、明るくて良いのですが、ひとたび間違えるとガソリンを使ってるだけに危険なので点検、確認は念を入れて。
2:燃料を入れ、ポンピング
30~50回くらいでいいと思います。
MAXキツキツに入れるより、余裕がある状態で。意地になるとランタンをこかしてしまったり、グローブを割ってしまう可能性が増えます。
何事も少し余裕をもって。
↓もし、グローブを割ってしまったらコチラ↓型番にご注意!
3:チップクリーナーで清掃
チップを数回、回します。5回前後くらいで良いと思います。
クルクル回して、最後はフルオープンの状態(下側)で止めます。
4:着火準備
ここからが、手間のかかる所でもあるのですが、この手間を惜しまないで下さい。
これが、重要な安全点火のポイントです。
ベイル、ベンチレーター、グローブを丁寧に外します。
その状態で、バルブホイールを1/4開き、少し待ちます。
『シューー』っと空気の出る音がしばらくして、その後、『ジジジッ』と空気と燃料の混じった音がしてきます。
その音を確認出来たら、バルブホイールを閉じます。
さて、ガソリンも回って、点火の準備が整いました。
5:着火
それではライターをマントルに近づけます。
その、近づけ方ですが、ポイントがあります。
必ずガソリンの通り道である、ジェネレーターの筒を温めるようにしながら、マントルに火が近づくようにして下さい。
理由は、ジェネレーターを通ってきた液体のガソリンをいち早く温め、気化を促進し、マントルに届くようにするためです。
ちょっとしたプレヒートですね。
点火してしまうと、マントルの熱でジェネレーターが熱せられるので、ちゃんと気化します。
よく『ランタンが火だるまに。』とか、言われるのは、ジェネレーターが温められていないのに、点火をするから液体のガソリン(生ガス)が出てきて、ランタンを火だるまにするのだと思います。(あくまでも憶測ですが。)
火だるまになると、ベンチレーターは煤けて真っ黒になるし、場合によっては、テントや、タープも煤けたり、溶けたりしたら危険です。
グローブも煤けてしまっては、明るく照らしてくれませんからね。
安全に確実に点火しましょう。
↓使っているライターはコチラ↓スライド式なので安全に使えます。CB缶から補充可能!エコです!!
さて、ジェネレーターを温めながら点火できたら、すぐにバルブホイールを開いてマントルの炎を安定させて下さい。
安定したかな。とおもったら、バルブを全開に!
次に、注意しながらグローブ、ベンチレーター、ベイルを装着していきます。
ランタン上部は暑くなっています。気を付けて下さい。
装着後にまた、全体を見て問題無ければ追加ポンピングをして、使って下さい。
6:消灯
ただ、普通にバルブホイールを閉じます。
しかし、ランタンは消えません。
なぜ!?
これは、点火の時と同じです。
ジェネレーターから、マントルの間にまだ燃料が残っている為です。
点火の時に、バルブホイールを閉じているのにも関わらず点火しましたよね。
『ジジジッ』と燃料の混じった音がした=ジェネレーターから、マントルの間に燃料がある。
という事です。
話を戻すと、消灯するには、バルブホイールをしっかり閉めていたら、放っておくと自然に消えます。
7:消灯後(片付け)
消えたら、チップクリーナーを数回回して掃除して、最後は上向き(close状態)にしてタンクの中の圧力を抜き、保管しておきます。
ま、この保管状態はどんな状態でもいいと思います。より、安全に。ということで、燃料の出ない事をしてから、保管かな。とおもいますので。
さて、いかがだったでしょうか。
皆さんがより、安全にランタンライフを送れるようになれればと思う次第です。
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