大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢 (宝島社文庫)

 

【大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢】
著者:山本巧次
出版社:宝島社
ISBN:9784800264848
発売日:2016年12月16日



 
【作品紹介】

史上最高額-根津・明昌院の千両富くじに沸く江戸の町で、呉服商の大店に盗人が忍び込んだ。同心の伝三郎たちは、その鮮やかな手口から、七年前に八軒の蔵を破った神出鬼没の盗人"疾風の文蔵"の仕業に違いないと確信する。一方、江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、長屋の奥さんから依頼された旦那探しと並行して、現代科学を駆使して伝三郎の捜査に協力するが…。
(ブクログ/作品紹介・あらすじから引用)




【感想】 

最初の出だしから、こんな結末が待っていようとは…全く想像していませんでした。
前から気に食わなかった登場人物が、まさかの被害者としてあがったのもかなり意外!薄暗い事をしているだろうなとは予想してましたけどね(笑)
今回は、地道の操作でも科学捜査でも前に進みにくい事件だったと思います。科学捜査の結果をどう伝えたらいいものかって相当悩みますよねぇ。どんでん返しで読み終わりがスッキリしました!江戸で祖母の話を聞けるシーンとか、おゆうと一緒にほっこり。最後の最後で彼におゆうが本当に江戸の人ではないとバレてましたねー。この駆け引きは、いつまで続くんでしょう?今後が楽しみです!

 

 

 

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