負担軽減。 | 長楽未央「楽しみの盆栽」

負担軽減。

4月も下旬になりましたが

関西では早くも7月下旬並みの気温になったそうです。ショック!あせる

 

確かに暑いですね。ガーン汗

 

先日、夜まで仕事をしておりましたら、

蚊が飛んでいるのを見ました。えっ

 

まだ刺されいませんけどね。にひひ

 

 

昨日まで植替えをしておりまして

ようやく終了しました。

 

というより、

止めました・・・汗

 

諦めました・・・・・あせる

 

とにかく今年の植え替えは終わりました。ガーン

 

気候の影響で、

芽摘みや葉透かしの時期が早く、

植替えが終わったからと言って一息つく暇もありません。ショック!

 

 

花も終わる頃となり、植替えをする椿です。

椿は徒長枝の先に花が咲くので

毎年花を楽しむと枝伸びした姿になってしまいます。

 

この椿も毎年のように花を付けていますが

花が終わる頃に

出来るだけ小さく切り詰める剪定をしていますので

枝伸び感はありませんが

それでもサイズ的に大きくなってきました。

 

植替えをするのに

伴い例年の切込みとは違う剪定をします。

 

 

ご存じの通り、

植替えとは根を切って木に負担をかける作業になります。

 

植替えで木を傷めてしまうケースの殆どが

根を切り過ぎて

木が必要とする水分を吸い上げる事が

出来なくなってしまうためです。

 

聞いた事があるかも知れませんが、

雑木で植替え時期の適期をのがし、

葉が完全に開いてしまってから植替えをする場合、

葉刈りをしてから植替えをすると良いと言われます。

 

それは葉刈りをすることで

木が必要とする水分量を減らし、

根を切って吸い上げる量が減っても

バランスを保ち木が苦しまないようにする工夫です。

 

 

どんな樹種の植替えでも

基本的には負担を軽減してやる方が良いのです。

 

 

 

今回の椿は植替えに伴い

負担軽減も兼ねて例年よりも大きく切り込み、

サイズ縮小を図ります。

 

 

切り込み後。

 

 

写真では大きさがわかりにくいですが

葉の茂り具合からも

大分切り込んだ事がわかって頂けると思います。

 

 

 

切った枝の量です。

 

 

木と並べて写真を撮ってみました。

 

切り込み前と後とでは

枝葉が三分の一程度になっています。

 

 

この状態で植替えをすると

負担軽減となり木は楽になります。!!

 

ですので

植替えをする時は

剪定をしてから植替える事がお勧めです。ビックリマーク

 

 

ここで勘違いをしてはいけないポイントがあります。ビックリマーク

 

木の負担軽減になるのであればと

むやみに葉刈りをしたり、

深切り(肉眼では確認が出来ない様な小さな芽あたりで切る)したりするとかえって木の負担増加になります。

 

必要とする水分量は減っても

準備が整っていない小さな芽を吹かす事や

一から葉を出させる作業は

木自体の力を使う作業になるので過度の負担になり、

悪影響を及ぼします。!!

 

 

 

負担軽減の作業でも過度に行うと

負担増加になる事をお忘れなきように。にひひ