鳥居清長

鳥居清長の作品です。江戸のヴィーナス。
八頭身の美人画です。
先週の美の巨人たちは、清長を取り上げています。
絵師としての鳥居家は、歌舞伎の役者絵の家系とか。
清長は、師家に男性がいなかったら、四代目を名乗りましたが、
師家の孫が、8歳になったときに、絵を教え自分は、表からは
姿を消したとか。
この回の紹介は、美南見12侯というシリーズ。
南というのは、品川の遊廓の女性を描いたもの。

8頭美人は、オランダのライセッセの「画法書」から勉強したとか。
そうですよね。当時の江戸の女性が、絵のような八頭身とは
思えませんものね。笑。
私も、彼の浮世絵は好きです。
ちなみに、いまでも、鳥居家は、九代目(女性)がいて、歌舞伎絵を
描いているそうです。