福岡

愛着問題、親子問題での

人間関係の依存や孤独感、

人との繋がりでの問題を解決をしている

心理セラピスト前田ひとみです。

 

 

 

昨日、東京から帰って来たんですが

福岡空港も博多駅もそりゃあもう

人、人、人の人だらけびっくり

 

 

 

飛行機の中でも

電車の中でも

子ども達が怒られては

よく泣いておりました。

 

 

 

自分を通したいのもありますが、

何よりお母さんやお父さんに

自分を分かってほしい気持ちが

強いのだと思います。

 

 

 

うむうむ。

キミは抱っこしてほしいんじゃなウインク

わしゃあ、分かっておるからの照れ

というおばぁ級のやさしめの目線を

向けてニヤニヤ見ておりますと

不審者扱いされて警戒されちゃうのでした笑い泣き

 

 

 

 

さて今日は 

否定しないで。

でも、

否定して。

という心理について書いていきます。

 

 

 

 

 

自分と反対意見が返ってきた。

自分の思いに賛成してくれなかった。

 

 

 

 

自分と意見が違う。

事実としてはそれだけなのに

怒りが込み上げてきて

相手を受け入れられなくなる。

 

 

 

 

自分と意見が違う。

自分と考えが違う。

それが

自分への攻撃。

自分への否定。

になっているのかもしれません。

 

 

 

 

それは過去に

自分のことを理解してくれなかった

自分の気持ちを聞いてもらえなかった

自分の感じたことを否定されてきた

関係が存在したからではないでしょうか。

 

 

 

 

それが親子関係で起こっていた人は

とても多いと思います。

 

 

 

 

本来子どもは

自分を理解されなかったり

気持ちを聞いてもらえなかったり

感じたことを否定されたら

 

 

 

ものすごく怒ったり

自分の主張をやめなかったり

何度も自分を伝えてきます。

 

 

 

 

けれどそれが

いつもいつも否定されたり

どんな状況でも無視されたり

反対にものすごく怒られたり

という経験をすることで

 

 

 

自分の気持ちを抑えたり

相手の要望を優先したり

自分を先に諦めることで

この場に居ていいという安心を

何とか得ようとしていきます。

 

 

 

 

不安や不満を抱えながらも

それを出してしまうと

この家には居られないから

自分への否定を受け入れることで

その場を納めて居場所を作ります。

 

 

 

その否定を受け入れる関係こそが

親との繋がり方になっていくと、

 

 

 

 

今の人間関係でも

不安や不満を抱えながらも

否定を受け入れることが

人との繋がりになっていきます。

 

 

 

 

そんな関係性はイヤだ!

と自分を受け入れてくれる環境に

たとえ身を置くことができたとしても

 

 

 

段々と

相手のことを信じられなくなったり

相手を自分が攻撃するようになったり

本当に受け入れてくれるか試し続けたり

 

 

 

自分から

その関係を壊したくなってしまいます。

 

 

 

否定を受け入れていないと

自分自身が安心できないからです。

 

 

 

 

そうすると

不安や不満を溜めながらも

自分を否定してくる人を

自ら選んでいってしまいます。

 

 

 

 

自分は攻撃されている。

否定を受け入れるしかない。

そうしないと除外されてしまう。

この過去の不安や恐怖が解決していないと

 

 

 

 

 

否定や攻撃を

イヤなのに受け入れ

不安なのに我慢して

不満なのに抑圧しては

限界に来て

それを壊してひとりになる

ということを繰り返します。

 

 

 

 

 

わたしを否定しないで。

そう感じながらも

わたしのことを否定して。

という気持ちを持ちます。

 

 

 

 

否定を受け入れていないと

人との繋がりが保てない。

 

 

 

 

幼少期に親からの否定を

受け入れていないと繋がりが保てない。

 

 

 

 

不快な気持ちを感じながらも

それを抑えて我慢することで

これ以上傷つかないでいられる。

 

 

 

今でも否定を受け入れることを

受け入れていないと

より自分が傷ついてしまうことを恐れて

自ら自分を否定してくる人と

関係を築いていこうとしますよね。

 

 

 

 

それほどまでに

傷つきたくなかった。

それは、

もうすでに幼少期に

充分すぎるほど傷ついていたから。

 

 

 

 

そしてその悲しみや寂しさや怒りを

誰にも受け止めてもらえず

誰にも助けてもらっていません。

 

 

 

 

攻撃されてまで

否定を受け入れてまで

繋がりを保ってきたのは

 

 

 

 

ずっと

家族の中でひとりぼっちだったから

ではないでしょうか。

 

 

 

ずっと

家族に居ることが寂しかったから

ではないでしょうか。

 

 

 

何を求めても

何を叫んでも

何を感じても

何を言っても

何を訴えても

自分には何も返ってこなかったから

ではないでしょうか。

 

 

 

この

ひとりぼっちの現実が

見捨てられている事実が

あまりにもつらすぎて

受け止めることができないから

 

 

 

事実に直面しないでいいように

悲しみや怒りや絶望を

避けて生きられるように

 

 

 

今でも攻撃や否定を受け入れて

人との繋がりを感じようと

してきたのではないでしょうか。

 

 

 

このままだと

自分の中に怒りや恨みを溜め続けて

それを自分がされてきたように

反撃してこない誰かを見つけて

発散しながらいい人を続けるか

 

 

 

そのストレスを解消してくれる

相手が見つからない場合は

怒りや恨みを自分に向けて

無気力状態やウツ状態になっていきます。

 

 

 

本当に感じていた感情を

本当に感じてきた相手に

表現することができていないから

いつまでも

自分への否定を受け入れることでしか

自分を守ることができなくなってしまいます。

 

 

 

 

さみしいから側に居て。

そのままを受け止めて。

ひとりにしないで。

その本音が過去に

置き去りのままなんです。

 

 

 

 

過去の自分の事実を知って

過去の自分の本音を感じて

過去の自分を救って守るのは

 

 

 

過去に生きていた自分を終わらせて

今の自分に目を向けて生きるためです。

 

 

 

親に否定されてきた過去があるから

今の自分もつらいまま。

これからも親を恨んで苦しんで生きる。

 

 

 

これでは

親に決められた

親の望み通りの人生になります。

 

 

 

過去の親のために生きたいか。

今の自分のために生きたいか。

 

 

 

自分の生き方はどうなのかを

これからどう生きていきたいかを

自分のために選ぶことが

大事なのだとわたしは思います。

 

 

 

自分の今を選ぶために

心理セラピーをひとつの選択肢に

してもらえると嬉しいです。