やはり、人生。楽しいことが一番ですね。

楽しく生きることができれば、良い人生になるのは間違いありません。

仕事であれ、趣味であれ、まずは、楽しむことですね。

 

先日、とある公立小学校の校長先生と話をする機会がありました。いろいろと生徒指導でご苦労されているのがうかがえました。具体的内容は伏せさせていただきますが、いろいろな問題に対して、うろたえてしまうことが多いとのことでした。

 

「本当に胃が痛いことが多くて」

苦笑いを浮かべられておられました。

 

私と2人だけで、ほかの人がいなかったこともあり、私が教師を辞めて、塾をして、やる気のない生徒をすべて断っていたことなど、結構話ができました。

 

この校長先生、終始笑顔がない。仕事に対して自信がない、全然仕事を楽しんでいない。なんだか、こちらが叱咤激励する役回りになってしまいました。私が今まで塾でやってきたことをお話ししましたが、なんだか、うらやましいような表情をされていました。

 

これほど苦しんでいるのに、なぜ教師を、校長をやっているのかと思ってしまいました。それを見ている後輩教師たちの覇気が上がるわけはないですね。教師志望の学生も減少して当然でしょう。

 

世間では教師の仕事は大変という認識で、もちろん実態もそうですが、一番問題なのは、現在教師をやっている人たちの多くが、人を育てるという素晴らしい価値ある仕事を楽しんでやっていないことだと思います。人を育てる価値ある仕事をするために教師になったはずが、

 

「苦しいばかり、こんなはずじゃなかった」

これでは、学校教育は機能しませんね。教える側も教えられる側も報われませんね。

 

ただ、いろいろな問題が明らかになってきている公教育は、今後おきく変わっていかざるを得ないと感じます。不登校の児童生徒も大幅に増えています。みんな苦しんでいます。その対応は、ほとんどできていないのが現状です。

 

もはや、義務教育は学校に行かなくても良い時代が来る気がします。ネットでカリスマ先生の授業を受けることもできる時代です。個人の個性や能力をどんどん伸ばせることができる時代になっています。

 

選択肢を柔軟に増やして、教える側も、学ぶ側も楽しく生きていく時代が来ることを願っています。