4月1,2日に、名古屋城で春祭りがあり、初めて、尾張なごやかチンドン隊さんのパフォーマンスを拝見しました。チンドン屋ですが、昭和の時代、私が子供の頃に見たチンドン屋とは、少し違っていて、コスプレをして歌を唄い、踊るという人もいました。いわば、現代版チンドン屋とでも言えますね。

 

みんな楽しそうで、これは参加することに意義も楽しみもあると感じました。今後機会があれば、私も参加したいと強く思っています。

この楽しさはどこから出てくるのかと考えたら、それは、すべてが自由だからです。衣装も自前で、全く自由、歌も、チンドン屋定番の「千本桜」から、AKBの「365日の紙飛行機」まで、まったく自由です。形は確かにチンドン屋ですが、こだわりがありません。理屈抜きの楽しさに満ち溢れていて、それだからこそ、演じている人も観衆も楽しめるのだと思います。

 

それぞれが、個性を前面に出して、パフォーマンスを見せる。これが魅力なんでしょうね。

コスプレに身を包んでいますから、普段と違った自分を表現できるということですね。今まで気が付かなかった新たな自分を発見することもあると思います。同じするなら、参加するなら、心から楽しみたいですからね。

 

私はカラオケをやっているのですが、最近では、テレビなどで、「機械採点」で優勝を決める番組があります。このカラオケ採点には、以前から、事あるごとに、常に、いたるところで賛否両論が噴出します。肯定派と否定派は、平行線のままです。この議論に私はうんざりしております。この議論には終わりがありません。本当に面倒なことです。採点にこだわる人はこだわればよいし、採点など邪道、歌は心だと思う人は、採点など気にしなくていいのですが。本当に困ったものです。各個人の考え方は自由ですから、お互いの考えを押し付けあわないことが大切です。

 

もっとも、採点で100点を連発でき、テレビで優勝する人は、それはそれですごいことです。なかなかできないことで、そこまで到達するのには、想像を絶するほどの相当な努力があったはず。そこまで到達した人しか見えない風景もあることでしょう。この番組が長い間続いていることを考えると、まずは、優勝している人の努力は認めてあげるべきと思います。にも関わらず「採点は邪道、歌は心だ」と、認めず否定論を展開する人が多いのはどうかと思います。

 

つまるところ、難しく理屈で考えないで、私は、機械の出す採点結果も良いに越したことはないし、聴衆がうっとりするような歌心もある聞き心地の良い歌も素晴らしいと思います。つまり、一方だけを否定するのではなく、両方の良いところを追い求めていけばそれでいいと思います。両方できれば、それはそれは素晴らしい事です。いつできるか、達成するなんて、道は険しいでしょうが、努力することが大切だと思います。あきらめないで、強い意志で追い求めることで、いずれは奇跡が起き、素晴らしい歌が歌える日が来るのではないでしょうか!!!

 

最近では、いろいろな方面から、damともなどで、リクエストをいただいております。それはそれは嬉しい事ではあります。しかし、新たな公開は、しばらく休止いたします。尾張なごやかチンドン隊の方々のように、心から楽しめるようになるまで、公開は致しません。

 

本当にいろいろな考え方があるものですね。しかし、この議論に今後未来永劫、私は参加する気持ちは全くありません。

何のためにカラオケで歌うのか、ここを最も大切にしたいものです!楽しめない気持ちの入らない状態では公開できませんので。このブログの書面を持ちまして、ご報告とさせていただきます。