2023.8新穂高温泉〜三俣山行 2 | 武蔵野台地調査隊

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武蔵野台地の湧水と北アルプス中心の登山日記です

今年は去年の山行を反省し、上りはわさび平から鏡平までで一泊しました。昨年は久々の山行に加えて双六に一気に上がった為か膝にかなりのダメージがありました。また今年は上りから膝にサポーターを装着し、トレッキングポールを使う事にしました。結果を言えば、これらの膝対策は抜群に効果がありました。


530の朝食で640出発。ゆっくり目です。
天気は快晴、上上ですな。台風の影は全くなし。

ここに立て看板が有るのは親切です。もちろん

この先は小池新道。双六グループの創業者小池義清さんらが1955年に整備開設した登山道。まもなく70年が経つのですね。今でも修復をされておりとても歩きやすい道です。


すぐに崩壊斜面を通過。昨年はこのあたりはクマがよく出没していたようですが、今年は特に注意喚起はなかったです。


ソバナ?


このようなガラ場も歩きやすいように平な石を並べてくれています。小池さんらには頭が下がります。


秩父沢には800ごろに到着。

朝から晴れていたのでかなり暑かったです。気温は20℃前半だろうけど陽射しが暑い。

お楽しみのジャブジャブタイム。汗どめで頭に巻いていたタオルを沢の水につけて、顔、頭、身体を拭いてゆくのですが、非常に冷たくて気持ちいー。気分もリセットしました。

 このあと、しばらくは水浴びできるところがありませんでした。今年は水不足で鏡平直下の沢などは水なし。しかし、このルートを晴れでのぼるのは4回目にして初めてだからかなぁ。



シシウドが原あたりから焼岳と乗鞍岳が展望できました。立派だわ。


槍から穂高連峰がバッチリです。昨年全く見えなかった景色を5年ぶりに見ることができたのです。




この暑さですから、日傘を刺している人もたくさん。今年は銀色の傘が流行?!


到着寸前で何と!靴底の左前が剥がれかけるアクシデントが発生です。すぐに負傷時のテーピング用テープとマジックテープで処置。後方も予備の靴紐で固定しました。これで歩行には問題はありませんでした。テーピングのテープは粘着性がありぴったり。ただ岩やらで切れる恐れがあるのでマジックテープで覆い保護。最後までもちました。

昨年は新調した靴で登りましたが、今年は履き慣れた靴に戻したのが凶と出ました。

鏡平山荘には11時ごろ到着。

わさび平から4.5時間弱。まあまあですがかなり暑くてバテました。身体が暑い。


受付を済ませて早速、名物の宇治金時カキ氷とアイスカルピスでとにかく冷やしました。あとは味噌ラーメンも食べました。撮影忘れたぁ。


従来から鏡平の蚕棚は天井が高くてよかったのですが、頭の両脇に壁にカーテンもあり階段も梯子でなくて楽ですよね。しかも窓付き。素晴らしい。


鏡平山荘は改修されていたのですね。とても良くなりました。トイレも洗面所も綺麗でした。

少し休憩後に、鏡池を散歩しました。


ミヤマリンドウ


シナノオキドリ


鏡池も綺麗。天然の鏡ですな。

ここへ来るとほぼ毎回雨。不思議と。

この晴天は珍しい




休憩の人々で賑わっていましたね。

そして夕食は名物、盛り合わせ。ボリュームもある。コロッケも春巻きも美味しい。

生ビールも嬉しい。

大満足。


つづく