中越沖地震の時の地鳴り | 武蔵野台地調査隊

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武蔵野台地の湧水と北アルプス中心の登山日記です

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 今年、7/16の中越沖地震の発生時に偶然、尾瀬を歩いていました。歩き始めて1時間もしないうちに、遠くで発破か雷のような音が地面と大気から伝わってきました。「何の音?」って思ってると、10秒後くらいに大きく横に揺れました。木道が揺れて足もとがおぼつかない感じでしたから震度4~5くらいかなと思いました。

 あぁ、あれが地鳴りだったのかと思いました。聞いた地鳴りは、低周波なのか大気全体が揺れているようでやや不快、不気味でした。尾瀬は静かなところだから地鳴りがよく聞こえたのだと思います。

 その時の地鳴り音に近いものが以下で視聴できます。
 http://www.blog-animo.net/sound/2007/04/post_8a00.html
 確かにこんな感じの不気味な音でした。

 ただ、尾瀬は携帯が通じないので、遠くで大きな地震か?東京は大丈夫かと心配でしたが、情報がなく、そのまま尾瀬歩きを続行しました。

 帰る時に新潟での大地震と知り、驚きました。震源と尾瀬までは距離にして60kmくらいでした。
中越地震が起きて間もないので、まさかという感じがしました。予想では、茨城県沖などを考えてしまいました。

 あとからの報道では、長周期の揺れだとか。たしかに横に大きく揺れました。
私は大地震を体験していません。もしかすると一番大きかったかも。