あるメーカーさんの国内に幾つかある工場図面を、
これ以上、損傷の無いうちに電子データ化(PDF化)保存して
管理したいというご相談を受けたのが3年前・・・。
そして今年、無事完了しました。
8割はA1図面の二つ折り観音製本、1割はA0、A1の混在した製本、
残りの1割はA3図面の製本でした。
業務を請け負うにあたり、図面破損状況の一番悪い製本を
参考に見積りをたて、3年に分けてのご注文をいただくことに。
程度の差はありますが、製本の背中が壊れ、
補修しながらの作業になりましたので、それなりの納期は
ご理解頂き大変たすかりました。
製本のノド、背中部分がほぼにバラバラになっているものは
再製本補修費を加算し、見開きで見えるよう再製本して
仕上げました。
過去に別案件のお客様にもいましたが、こちらのお客様も、
もっと傷みが少ないうちに早くお願いすればよかったと、
感想をおっしゃっていました。
確かに図面の電子化保存は、劣化の少ないうちに少しでも
早く手掛けた方が良いですね!