先週はお客さまに 『和紙印刷』 の新たな可能性に
ついて教えて頂くことになりました。
葛飾区の太陽社は、ニッチ市場な「水道局提出用和紙の印刷」を
営業品目の一つに上げています。
この 和紙印刷 という営業品目について1件のお問合せがありました。
和紙専門店で購入した持込み用紙の和紙にカラー印刷をして
ほしいという問い合わせでした。
今までは、都の水道局か、あるいは土地家屋調査の申請図としての
和紙印刷の注文がほとんどでしたが、今回のようにお客様自身で
用意した和紙に印刷して欲しいといのは今まで無かったご要望です。
普段作業している水道局用の和紙は、とても薄く腰がないので、
用紙のセッティングがとても難しく、印刷最中も和紙にシワが
はいりやすいので、成功率もかなり低い用紙です。
和紙印刷と聞くとそんなことが頭をよぎり、お客様からのお問合せ
相談の時も、「100%成功は保証できませんので、ダメモトで
よければ持込み用紙の和紙に印刷してみましょう」という条件で
お受けすることに。
お客様が持ち込みになった和紙は、それなりに腰があり、
プリンターへのセッティングも意外とスムースに進み、
印刷仕上がりもお客様の満足のいく綺麗な仕上がりに
なりました。
飲食店の店内メニューとして利用する600×900ミリの
大きさの和紙印刷だったのですが、和紙の風合いがでた
「あじ」のあるメニューに仕上がりました。
和紙も専門店でいろいろな種類が売られているようですね。
普段、図面しか和紙に印刷してませんでたので、
和紙印刷のこんな意外性に気がつきませんでした。
どんな和紙も印刷できるとはいえませんが、ダメもとで
よろしければ試してみませんか?和紙にカラー印刷!