"中小企業社長様"華やかでかな世界も裏では、火の車の台所事情にあったりする。柱を失くせば、一瞬にして変わりゆく状況にも、抱える家族を守るために休みなく動かざるを得ない姿が見てとれるのだ。同じ役割を果たす者が不在なら、自らのことは後回しとなる。蓄積された疲労を抱えるなかで、無理が続けば祟られよう。理解を得られぬまま、次第に追い込まれて行く姿に想いは重った。70年代を背景に…街は色づき、若さは蘇る。