拝殿へ | たいや旅館・おやじだより

たいや旅館・おやじだより

 四国88ケ所第86番札所「志度寺」の門前町にある小さな旅館「たいや(鯛屋)」のおやじであります。
 うどんだけじゃない「さぬき」を、趣味の写真を通して発信していきたいと考えております。どうかお気軽にお立ち寄りください。
 

随神門を潜ると、参道は直角に折れ、三の鳥居から少々長い石段が拝殿へと続きます。

石段の先に拝殿の屋根が見えています。

 

 

参道は、鬱蒼とした広葉樹や竹に覆われています。

歩いていると、カツン、カツンと何かが降ってきます。

見るとどんぐりです。石段を少し外れたところには、こんなに落ちていました。

 

 

石段を登り切った右手には、大きな槇の樹があり、たくさん実を着けています。

こちらも足の踏み場に困るほど実が地面に落ちていました。

 

 

その中で、落ちて間がないと思われる実を拾って並べてみました。

面白い形の実ですが、濃い紫色の部分を食べたことがあります。

甘い(黒いほど甘い)果肉です。

食べるものの少ない時に子供時代を送ったおやじですが、お寺や神社に植えられた椋の木の実もよく食べていました(幸い腹を壊した記憶はありません)。

 

 

拝殿前に植えられた左近の桜

決して酒樽を撮ったわけではありませんよ。

 

 

そしてこちらが右近の橘、小さな実を沢山着けていました。

 

 

こちらが拝殿

多和八幡宮は元は志度寺の境内にあったものを、寛文11年(1671)、時の高松藩主、松平頼重公によってこの場所に社殿が造営され、遷宮されました。