随神門を潜ると、参道は直角に折れ、三の鳥居から少々長い石段が拝殿へと続きます。
石段の先に拝殿の屋根が見えています。
参道は、鬱蒼とした広葉樹や竹に覆われています。
歩いていると、カツン、カツンと何かが降ってきます。
見るとどんぐりです。石段を少し外れたところには、こんなに落ちていました。
石段を登り切った右手には、大きな槇の樹があり、たくさん実を着けています。
こちらも足の踏み場に困るほど実が地面に落ちていました。
その中で、落ちて間がないと思われる実を拾って並べてみました。
面白い形の実ですが、濃い紫色の部分を食べたことがあります。
甘い(黒いほど甘い)果肉です。
食べるものの少ない時に子供時代を送ったおやじですが、お寺や神社に植えられた椋の木の実もよく食べていました(幸い腹を壊した記憶はありません)。
拝殿前に植えられた左近の桜
決して酒樽を撮ったわけではありませんよ。
そしてこちらが右近の橘、小さな実を沢山着けていました。
こちらが拝殿
多和八幡宮は元は志度寺の境内にあったものを、寛文11年(1671)、時の高松藩主、松平頼重公によってこの場所に社殿が造営され、遷宮されました。