ここは、さぬき市小田苫張東
この小さな集落をぶらりと歩きながら、目に留まったものにカメラを向ける。
おやじの、いつもながらの撮影スタイル
港に向かう途中、鉄製サッシに残ったガラスの欠片に目が吸い寄せられました。
サッシの内側から板が打ち付けられ、外からの侵入を防いでいます。
建物はスレート葺きの倉庫の様です。
最早その機能を終えているように見えました。
海辺の路地裏に手押しポンプがポツンと据えられていました。
塗装は剥がれ、錆が浮いています。
海辺のトタンでできた小屋は全体が錆で覆われ、ところどころ腐食で空いた穴から使われなくなって久しいと思しき漁具が見えます。
小屋の中のこの場所に止められて何年になるのでしょう。
朽ちかけた自転車も立派な被写体なのです。
石積みの突堤に造られたコンクリート製の土台、かつては外灯のポールが立っていたのでしょう。今はポールの根元の部分のみが残っています。
港には碇状の漁具がずらりと並んでおりました。
同じ形状のものがこれくらい並べられていると、やはり気持ちが動きます。