お正月の慌ただしさも一段落、風も無く穏やかに晴れた午後、以前からご挨拶に行かねばと思っていた方々に会いに行ってまいりました。
その途中、屋島ケーブルの山上駅(2005年屋島ケーブルは廃線となっています。)を再び見てまいりました。
かつては白い建物、地元を離れる前は何度もこの駅舎に下りたおやじであります。その頃は観光客も多く、金毘羅さんでは今も生きている観光用の籠がお客を待つ姿が見られました。
廃線から十年、少しくたびれた姿の駅舎が山頂にぽつんと建っております。
二階は食堂でもあったんでしょうか(覚えておりませんが)。
外階段の手すりには錆が浮かんでいます。
誰かが故意に開けたのでしょう。
ガラス窓の中央にぽっかり穴が開いています。
(自分のものではないのだから、そっとしておきましょうよ)
止まった時を感じさせる丸い廂
ケーブルカーの停車場
急で、子供には段差の大きい階段であったような記憶があります。
再び使われる事はないだろう屋島山上駅駅舎であります。