その日まであと二日、陽が暮れると地区の集会場などから太鼓や鉦の音が聞こえてきます。
練習も大詰め、今年も多和神社の秋季例大祭まであと僅かです。
今日は、多和神社からお旅所までの道筋に立てられた八基の大行燈を神輿の通る道順に、周辺の家並みも含めて撮ってみました。
写真は8枚です。
八基ですから
では、多和神社から石段を下りて最初の大行燈、御神燈と書かれた提灯が五つ今新町のものです。
続いて平賀源内先生旧邸の傍に立てられた新町の大行燈
進行方向に向かって海女の玉取りの絵が描かれております。
玉浦川を越えて少し行くと江の口の大行燈が見えてきます。
行燈の向こう側、源内通りに覆いかぶさる古木は地蔵寺のものです。
更に進むと昨年の当家地区金屋の大行燈が掲げられています。
こちらも海女の玉取りの行燈です。
更に東へ進みますと、平賀源内記念館の少し先に江の口の大行燈が見えます。
江のモチーフは同じですが、絵柄は新町、金屋とは趣が違いますね。
更に東、ここまで来ると志度寺の山門が見えます。
赤っぽい大行燈は、今年の当家地区寺町の大行燈です。
志度寺の山門の手前を南へ向かうと、今度は大橋の大行燈、こちらは提灯が5つ並んだものです。
大橋の大行燈からUターンし、北へ、海辺の道に出ると、東に折れます。
大橋川の橋を渡ってすぐに塩屋の大行燈が建てられています。
ここを過ぎるとお旅所までもうすぐです。