朝日を撮ったり、月の出を撮ったり、ここのところ御覧戴く頻度が増えている牟礼町大町
おやじの宿から遠くはありませんが、高松市内になります。
第一回の東京オリンピックが開催された1964年ごろ、この辺りは窯業で栄えていました。最盛期には60軒もの窯業屋さんが盛んに煙を上げていたそうです。
その街も、現在は土管屋さん1軒、レンガ屋さん1軒を残すのみ。
以前ピザ窯を作った友人が耐火煉瓦を調達したのはこちらでした。
最盛期にはこの港から沢山の土管、煉瓦、瓦などを積み出す船で賑わっていたことでしょう。
穴子あたりから撮る牟礼総合体育館の屋根の下の建物に大きくDOKANYA
石積みの防波堤の際には土管の欠片
こんなところにもこの街の記憶がのこります。
港の奥に数艘の漁船が繋留されています。後ろの建屋は作業小屋でしょうか
港の一角に「大陶神社」の祠が祀られています。
「陶」の字もこの街の歴史を示すものでしょう。