趣味は?と聞かれると写真とこたえるおやじですが、撮るのみにあらず。古いカメラも好きです。しかし、懐具合は真冬の状態でして、ライカだのハッセルだの到底手など出しようが有りません。会社勤めをしていたころ、定期的にデパートで開催される中古カメラ市をのぞき、安価で、程度がよさそうで、形の面白いものを物色しておりました。写真のカメラはそんな中の一台、EXA・1aです。おやじはこのカメラを¥16,000ほどで購入したと思います。略スペックは次のとおりです。
名 称: Ihagee EXA・1a
レンズ: Domiplan F2.8/50mm
マウント:エキザクタマウント
シャッター:ミラーシャッター B,30,60,125,175
ファインダー:ウエストレベルファインダー
製造期間:1965~1977年
このカメラのシャッターボタンはレンズの右側に飛び出している黒いレバーです。一般的なカメラとは逆の位置、それもボディ前面にあります。レバーを押すとボディ側にあるボタンを押してシャッターが切れます。シャッターをチャージして初めてファインダーを通して被写体を見ることができます。ウエストレベルファインダーは枠と小さな対物レンズで構成されているため軽く、このカメラも大きさに似合わず軽いんですョ。
試し撮りの一枚です。フィルムはISO400の白黒を使用しました。露出計などは一切ありません。ピントはファインダーのマットで会わせ、露出は絞りとシャッター速度をマニュアルで設定します。それで気軽にシャッターを押して普通に撮れます。ただ、このファインダーの場合、被写体の左右が逆に見えますので動体を追うのは慣れないとかなり厄介ですよ。写真は「つるかめランド」(松戸市常盤平に以前あったスーパー)の外観です。変に切り取っているのはおやじの趣味です。
試し撮りのもう一枚は、同じく以前常盤平にあったモスバーガーです。おやじはメタボ対策で週一回プール通いをしておりました。泳いだ帰りにお茶をこちらでしていました。およそ9年間ほぼ毎週です。このモスも今はありません。
志度に帰って、近くにモスがあったのはうれしい驚きでした。近いうちに志度モスに行ってみよ~っと。