ご質問をいただきましたので、
ブログでお答えしますね。
逆五芒星巡りの危険性については理解したのですが、
五芒星巡りもしてはいけないのでしょうか?
答え
出来ればしないでほしいと思います。
逆五芒星は「死」の巡りと言われる通り、
せっかくの結界を解くことになりますので、
その危険性を知って驚かれた方は多いと思います。
良かれと思って頑張ることが
そうならないのはとても悲しい事ではあります。
でもね
一日も欠くことなく
気の遠くなる時間
古からのコツコツ積まれた
大事な教えや守りを
続けてこられた先人方
その努力や歴史を軽んじてはいけないことも
またご理解いただけたと思います。
素晴らしい遺跡も戦争などであっという間に
コッパ微塵に吹き飛んでいく様を
皆様はご覧になったことがあるでしょう。
台湾の廟は素晴らしい装飾や彫刻が施されています。
かつての戦争で破壊されてきた
旧廟を思うと心苦しくなります。
壊されるときは一瞬です。
それも人の手であっという間に
壊されてしまうのです。
だから聖域は決して
侵してはなりません。
尊重して畏怖して参拝するのが
日本の神社仏閣の参拝の
最低限のルールです。
参拝の作法
二礼二拍一礼については
これは作法です。
五芒星巡りは作法ではありません。
(っていうかむしろ呪術なんだよね~)
五芒星巡りはその道にしっかり学ばれた修験者が、
正しく行うことでその効果が保たれます。
実は祝詞もそうでね、
本当はちゃんと資格のある方が唱えるのと
素人が唱えるとでは異なるのです。
(悪い影響があるという事ではないのですが、
同じ効果を期待してはいけません)
以前の神社参拝で
素晴らしい祝詞を聞かせていただいた事がありました。
神様は彼の祝詞をそれは嬉しそうに
聞き入っておられました。
水神様が波を立てながら
歓待しておられた様子を拝見して
とても驚いたのを覚えています。
こんなに違うんだ‥‥とね。
たとえ、奉職されていなくとも
それを神々から喜ばれ奉献できる才能を持った方は
ごくごく一部です。
私のだみ声などでは絶対ダメなんですね~♪
私達は神社仏閣において
神様の御旨にお邪魔させていただきます。
あえて、そうした賢者たちの真似事をしなくても
神様は十分見てくださっています。
どんな参拝の回り方をしても、
天と地ほどの違いなど全くありません。
だから、常にこの御神域が美しくあるように
決して汚さないこと。
私を含め、
神社仏閣に奉職していない私達ができることを
していきましょうね。
それは何かというと、
心から平和を願う真心を込めた
謙虚で素直な祈りですよね。
神様は皆様が来てくれることを
とても喜ばれます。
皆様のそのままで大丈夫。
「神様~今日もお邪魔いたします!」
でいらしていいんですよ~♪