昨日の毎日新聞の夕刊に載っていた記事です。

1924年に開場した甲子園球場は1944年から日本軍が軍事施設として利用。
終戦後の1945年10月からは米軍が接収し、
兵舎や酒場、米軍向けの体育学校に使われた。

グランドや観客席は1947年に返還。
高校野球やプロ野球も開催されたが、
一部は米軍による接収が1954年3月まで続いた。

野球の聖地と言われている甲子園球場は、
10年間、日米の軍事施設だった。

米軍が占領下の時期に、米兵が撮影したとみれる
甲子園球場の写真と

球場外で撮影された一枚の写真には、
兵士の後方に「KOSHIEN STADIUM」と書かれた看板が写っている。

これらの写真は、専門家の見解では、1947年春ごろと分析。

米兵撮影かと言われている未公開の9枚の写真は、
アメリカ カンザス州の写真家が寄贈。

この写真は神戸市文書館に寄贈されているそうです。

隣接する甲子園歴史館の担当者も、
見たことが無い写真でとても貴重。
野球だけにとどまらない近代史の資料と言えるとしている。

戦時中の数年間は高校野球の大会は中止されていたのは知っていたけど、
甲子園球場が、軍事施設として使われていたのは全く知りませんでした。

今年、甲子園は8月で開場100周年。
やはり甲子園球場は、深い歴史がありますね。