今年の甲子園もいよいよ21日は準決勝ですね。
今年は酷暑なので、選手や審判の方、応援や観客の方も大変だと思います。

甲子園は今年、第105回大会。

戦前の甲子園は、台湾、満州、朝鮮からも参加が認められていました。
1931年の第17回大会に、台湾の南部の嘉義農林学校が初出場しました。

1回戦、2回戦、3回戦と快進撃を続け、
ついに決勝戦までコマを進めました。

決勝戦の相手は、強豪中京商業。
嘉義農林は検討虚しく、4対0で
準優勝になりました。
しかし、負けていても決して諦めない選手の姿に観衆は感動し、
天下の嘉農!、天下の嘉農!と凄い応援になったそうです。


その嘉義農林のメンバーに私の伯父がいました。
最年少でしたが、二塁手として活躍しました。

嘉義農林卒業後、数年勤務していましたが、
太平洋戦争で徴兵され、終戦間際に戦死してしまいました。

とても残念に思います。


その史実が
「KANO〜1931 海の向こうの甲子園」
という映画になり、2014年に台湾で大ヒット!
2015年には日本でも上映され、ヒットしました!

今でも感動のKANOの映画は根強い人気があります。

私は伯父に会う事は出来ませんでしたが、
今でも嘉義にその栄光を讃える所があるという事で、2019年に訪れました。


嘉義農林学校は、現在は国立嘉義大学となって存続しています。



私が当時のメンバーの親族だという事で、

大学内を案内していただきました。




キャンパスには素晴らしいモニュメントがたくさんありました。






1931年の準優勝の時のメンバーの名前が刻まれています。

伯父の名前を見て、誇らしく思いました。

伯父さん、かっこいい!!




近藤兵太郎監督と蘇正生の銅像です。





校舎とは別建物の2階がKANOの展示場です。

まるで博物館の様に、立派でした。












メンバー一人一人の紹介です。

伯父さん!

ハンサムだったんだなぁ〜











1階にはKANOのグッズが販売されていました。

私もTシャツやマグカップなどいろいろ購入しました。




ここで売られているソフトクリーム、美味しいそうですよ!
私は時間が無かったので、食べてないので、
次回行った時は是非食べてみたいです!


嘉義を訪ねた旅は、まだまだご紹介したいので、
良かったらお付き合い下さいm(_ _)m