その向こうビルの向こうの空に僕しか見えないそれはまだつかむことができないいつかそれをきっとつかんでやろうと若かりしときは思ったに違いないいま、時を経てそれをつかむことをあきらめたわけではないがじっくり待つ事ができるようになった