先週の土曜日(24日)、東京都立白鷗高等学校附属中学校(旧台東中学校)の校舎見学会に行って来ました。
 
こちらの校舎はもともと台東区立台東中学校の校舎として使用されていたもので、平成13(2001)年に御徒町中学校との統合により台東中学校が閉校し、その後は白鷗高校付属中学校の校舎として長らく使用されてきました。
 
(これは余談ですが、昭和22年に台東中学校が設立された際の最初の校舎は白鷗高校の敷地内に設置されていたそうで、白鷗高校と台東中学校は最初から深い縁があったんだとか!)
 
今秋から校舎が建て替え工事に入ることとなり、解体前に見学会が開催されたのです。
 
私自身は台東中の卒業生ではないのですが、小学2年から6年までの5年間、月曜と木曜の夜にこの校舎に通っていました。
 
というのも、私が所属していた区の剣道クラブ「台東剣友会」が、ここ台東中の体育館を練習場所にしていたのです。
 
ということで私にとってもこの校舎は、少年時代の思い出深い場所なのです♪
 
 
下駄箱の並んでいた正面玄関から入り、
 

 
階段を上がっていきます。
 

 
途中、階段脇に設置された洗面台を見て
 
「あ~、練習後にここで顔を洗ったりしたなぁ」
 
なんてことを思い出しながら
 

 
さらに4階まで階段を上がり
 

 
体育館に到着しました。
 
小学生の頃以来、20年以上ぶりにこの場所にやってきました。
 
いやぁ、本当に懐かしいです!
 
 
この窓の辺りに防具や荷物を置いたり、試合形式の練習のときは自分の出番のとき以外は同い年の友達とここでおしゃべりをしたり。
 
おしゃべりの声が大きく、指導者の先生に怒られたり。
 
色々な思い出が、この場所にやって来て一気に甦ってきました!
 

 
体育館のステージの脇には台東中学校校歌のプレートが付いていた記憶があるのですが、白鷗高校付属中学校として20年近く使用されていた訳ですから、さすがにプレートは残っていませんでした。残念!
 

 
このほか、体育館以外のエリアもいろいろと見学をさせてもらいました。
 
台東剣友会の練習でしかこの校舎に入っていない私にとって、体育館以外は夜間施錠されていたため、ここから先は初めて立ち入る場所です。
 
小学生だったあの頃、
 
「この扉の先って、どうなっているんだろう?」
 
と思っていた光景を、取り壊し前の最後の最後に見ることが出来ました!
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 
校舎の中をくまなく探索させてもらいましたが、あちこちに当時を懐かしむ卒業生の方たちがいらっしゃっていました。
 
なんでも、2時間のみの開放時間のうちに250人以上の卒業生、関係者の方がお越しになったそうです。
 
素敵なイベントを企画してくださった皆様、ありがとうございました!