いよいよ、閉店が6月末に迫るABAB(アブアブ)上野。
 
半世紀に渡って上野の若者ファッションの発信地だったABAB上野の閉店は、地元民にとっては本当に衝撃的なニュースでした。
 
先日、そんなABAB上野の建物の様子を、記念のために写真に収めてきました。
 
 
建物の前面外壁には大きな「閉店感謝祭」の垂れ幕が出され、正面玄関も”フィナーレ”にふさわしい紅白の装飾で彩られていました。
 
 
また、玄関脇には「78年間にわたり育てていただき、誠にありがとうございました」とのメッセージが。
 
”育てていただき”って表現、なんか良いですよね。
 
そして、現在のABAB上野の前身にあたる赤札堂ビル時代からの78年間という長い歴史に、改めて思いを馳せます。
 
 
 
 
 
アメブロの記事サイズの都合上、全ての写真をここに載せることはできませんが、店内の看板や装飾なども1つ1つ写真に収めさせてもらいました。
 
どれもこれも、子供の頃から慣れ親しんだものばかりで、これらが無くなってしまうのが実に寂しく思います。
 
 
こんなネオンランプを使った階数表示なんかも、レトロでポップで、むしろ今どきのオシャレだなと感じてしまいます♪
 
 
そしてこちらは、私がABAB上野の全店舗の中で一番お世話になったであろう7階のサービスカウンター。
 
こちら、数年前まではチケットぴあの販売カウンターでした。
 
 
映画のチケット、コンサートのチケット、色々買わせてもらいました。
 
店の脇のところには、筒型の傘立てに映画やコンサートのポスターを巻いたものが刺さっていて、自由に持ち帰ることが出来ました。
 
ここで貰ったロッドスチュアートやポリスなんかの来日公演のポスターは、いまだに家に大切に保管しています。
 
いまのようにスマホやパソコンでチケットを買うことが出来ない時代、東京ドームの巨人戦のチケットも徹夜で並んで購入したりもしてました。懐かしいなぁ。
 
 
また、上映中映画のタイトルがこんな感じで手書きの短冊で貼り出されているのも、実に味があって大好きでした。
 
本当に、地元民にとって隅から隅まで思い出が詰まっているのが、このABAB上野なのです。
 
その雄姿を目に焼き付けるため、閉店の日までまだまだ私は通い続けたいと思います!
 
 
 
(ABAB上野 の公式ホームページに飛びます)