突然ですが、皆さんは「伊集院光とらじおと」というラジオ番組はご存じでしょうか?
 
現在はすでに放送を終了してしまったのですが、2016年4月から6年間に渡って放送されていたTBSラジオの朝のワイド番組です。
 
そんな番組の一番の名物が「俺の5つ星」というコーナー。
 
これは、リスナーから思い出の飲食店の思い出の味を募集してこれを今に蘇らせるという企画で、私も大好きな企画でした。
 
このコーナーの中であるとき、「50年前、子供の頃に武里団地にあった”せいか”という中華料理店で食べた絶品の肉まんは、今もどこかで食べられるのだろうか?」というリスナーの投稿が紹介されました。
 
番組側の精力的な調査の結果、この「武里団地にあった”せいか”」が浅草にある正華飯店の系列店だと分かり、最後は投稿したリスナーが”せいか”こと正華飯店の肉まんを半世紀ぶりに味わうことが出来たのです。
 
この素敵なエピソードがラジオで放送されて以降、しばらく正華飯店さんの肉まんは品薄状態になり入手困難な状況となっていたのですが、番組終了から3年近くが経過しさすがに状況も落ち着いたであろうということで、先日買いにに行ってきました♪
 
 
こちらが、その「正華飯店」さん。
 
浅草すしや通りの中程に店を構え、現在は「正華飯店 浅草直売所」として冷凍およびその場で蒸しあげたテイクアウトの点心を販売していらっしゃいます。
 
 
販売されているラインナップはこのような感じ。
 
ラジオの中で紹介されていたのは普通の肉まんでしたが、意外と沢山の種類があるのですね。
 
トロトロ角煮まん、辛味まんなどは気になったので次回攻めてみようと思います!
 
 
今回は王道の「肉まん」を、大(300円、税込)2個と小(220円、税込)の合計4個購入させていただきました。
 
 
また、商品を購入するとこんな小冊子を渡してくださいました。
 
この中には商品説明のほか、商品ごとの美味しい食べ方が書かれていますので、お店の味そのままに自宅でも楽しむことが出来るんです♪
 
ということで、書かれている説明の通りに蒸し器に入れて、待つこと20分。
 

 
ほっかほかの肉まんが出来上がりました!
 
それでは早速、いただきます。
 
 
正華飯店さんの肉まんは、とにかく皮が美味しいのが特徴。
 
正華飯店さんの中華まんに使われている「老麺(ローメン)」という天然酵母が、一般的なイースト菌発酵の中華まんとは異なるふっかふかの食感を生み出しているんだそうです。
 
そしてこの老麺という天然酵母は、正華飯店さんの初代の店主さんが100年以上前に中国本土から持ち帰った種を未だに大切に育て、使い続けているんだとか。
 
一世紀に渡る伝統の味、正華飯店さんの”本物の中華まん”を皆さんもお試しになってはいかがでしょうか?
 
 
(正華飯店浅草直売所 さんのホームページに飛びます)