ビッグモーター事件が出た直後、各損保会社や他修理工場などから、ビジネスの信頼を揺るがす信じられない不祥事と、まるで予想不可能な大天災が偶然起きたようなことを言っていたが、アホらしい… ビッグモーターのような不正は他の修理工場でも多かれ少なかれやっているだろうし、やらないように損保会社が故障を査定する所と修理を行う所とを全く別なところに依頼しなければいけないわけだ。


こういう単純な嘘に振り回されるのは庶民の悲しい欠点の一つだが、例えば、宮崎駿の『君たちはどう生きるか』という最近公開された映画もそうだ。作品内容を一切報道せず、宣伝せず、それが余計ファンの期待を膨らませているのだろうが、もう老齢の宮崎駿に何が出来るか?ナウシカ、そしてラピュタでアニメ映画のピークを達した彼が、結局、もうそれ以上なにも出来ないのは目に見えている。