自殺島という漫画がある。

自殺に失敗した者が気づいたらその島に運ばれていて後は独りでサバイバルしろと突き放されるという設定だが、そこでは他にも同じような自殺志願者たちが大勢いて、結局仲間となって皆で農耕や牧畜を開始するという内容だ。この漫画の作者がサバイバルを趣味にした人みたいだから、そういう話になっていくのは仕方ないにしても、僕が当初想像していたストーリー展開にはならないのは残念ではある。
僕は何のために生きるかを無人島で何か悟るのではないかと期待した・・・

この世では生きる意味を考えずにすむ様々な娯楽や趣味、子供だましの生きがいなどがいろいろあって、それに邪魔されてしまう。しかし、人間本来の本質的な生き方は食物を採って食べそして寝る、それの繰り返しで、その中から次第に何を見つけるものなのではないだろうか・・・