すべてのわざには時がある

神は時空を超越し、人間は時間や空間の支配下にある。
神は過去に行けるし未来にも行けるし、遠き所にも近き所にも行けるし、すべての時にすべての場所に存在する・・・

人間が時間に支配されているということは、時の経過とともに、『忘れる』という現象を経験克服するためなのかもしれない。
忘れるには、嫌な記憶を忘れるという利点もあるけれど、大切なことを忘れるという欠点もある。キリスト教でいう『原罪』とは、ある人の話によれば、「神から離れていること」らしい。つまり、神の存在を忘れてしまったことだと思う。アダムもイブにそそのかされたとき神のことを忘れ、神からの指示を忘れてしまって、それで罪を犯した。

時間がいくら経とうと、忘れないようにしたい、大切なことを。大切なことを常に思い考え続けたい。