人生は砂時計 | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

ホロコーストを生き延びた

『夜と霧』の著者

ヴィクトール・フランクルは、

人生を砂時計に例えた。


くびれたところが「現在」

上の部分が「未来」で

下の部分が「過去」


私たちの人生は

砂時計の砂のようにサラサラと

一瞬一瞬絶え間なく

未来から過去に過ぎ去って行く。


上の砂は

もう残り少ないというのに

落ち続ける砂を

止めることはできない。


若い頃は

その時の若さが

永遠に続くと思っていた。


でも

生まれ落ちたその時から

砂時計の上の砂は

同じ速度でどんどん

少なくなっていたのだ。


上の砂は

下の砂の上に落ち

過去のことは記憶から

遠のいて行く。


砂時計を見ていると感じる

最後の砂が落ちた時の

言いしれぬ寂しさ、

それが「死」というもの

なのかもしれない。