本を読まなくても生きていける | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

私は

本を読むのが

子どもの頃から

嫌いだった。


頭の良い子は

読書が好きだ。


母は

私に本を読ませたがった。


本を読めば

頭が良くなると信じていた。


流れ星


私が子どもだった頃

テレビが一家に一台持てるようになり

アニメが始まり

白黒からカラーへ移行する

画期的な時代だった。


子供にとってテレビは

最高に興奮できるツールだった。


本に代わって

テレビが子供の欲求を

満たしてくれた。


そんな手っ取り早いものが

家にあるのに

わざわざ本屋に行って

お金を出して本を買う気には

なれない。


ましてや

親から強いられることは

正しいとわかっていることであっても

反発するのが

子どもというものだ。


親にとっても

子どもが何かに夢中になることで

手がかからない方が楽だ。


本でもテレビでもスマホでも

何でも良いのだ。


そして

目が悪くなり

活字離れが加速する

という寸法だ。


結局

本を読まないまま

人生の大半が過ぎた。


ラジオやテレビ、

パソコンやスマホが普及しても

本は無くならない。


本は

いつの時代も

私たちの悩みを解決し

水先案内人になってくれる

貴重なツールだ、

ということに気づいたのは

つい最近だ。


私たちの悩みの多くは

過去に誰かが体験しているものだ。


それを本で学べは

解決は容易くなるはずだ。


虹


私の息子は

全く本を読まない。


学校からのプリントも

読まなければ

メールやLINEも

読まない。


なので

漢字も知らないし

口語をそのまま

文章にしてしまうアホっぷりだ。


そのせいで

やばい事態になったこともあるが

いまだに

読まない。


人生に助けが必要になったら

ツールの一つとして

活用すれば良い。


今の時代は

情報が溢れているのだから

どこからでも

知識を得られる。


本しかなかった時代ではないのだ。