数学の勉強をしなかった訳 | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

忘れもしない・・・


小学生の頃

初めて学校で割り算を習った。


私はやり方が全然解らなかった。


母が教えようとしたが

何回聞いても理解できず

母はヒステリックになって

私を叩いた。


叩かれたところは

赤く腫れ上がり

涙が流れた。


もう割り算どころではない。


今となっては

母の気持ちもわかる。


我が子が割り算も理解できないほど

バカなのかと思ったら

焦るし悲しいだろう。


でも

それ以来私は母には

何も聞かなくなったし

話すことも避けるようになった。


そして算数が大嫌いになったのだ。


中学高校と

数学の勉強はほとんどしなかった。


親は子供にとって

最大の環境だ。


子どもはその影響を受けながら育つ。


一時の感情的な振る舞いが

その子の一生に

影響を与えるかもしれないことを

心に刻んでおくことが大切だと思う。