新春怒涛の弥次喜多道中!茶々入れおじさんの「そうだ!関西に行こう!2016」PART5 | 俺が大将

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役者でVIPcompany主宰の大将が
日々の暮らしの出来事を徒然なるままに書き連ねる。

高校の時の同級生が大阪に居る。連絡を取ったら会おうとの事。

卒業以来30数年ぶりである。なんばで待ち合わせる。

その前に荷物を置くために先にホテルに向かう。

いか焼き(デラバン)を握りしめ地下鉄四つ橋線西梅田駅から

大国町まで1本!

パスモの残高が少し心細くなってたのを思い出し

西梅田の駅でチャージを試みるも5000円が使えず断念。

まだ少し残金があったのでそのまま電車に・・・・

ホテルについてちょっと休憩して、いか焼きデラバン(デラックス版を略してこう呼ぶ)を食べて・・・粟ちゃんと感激の再会をしよう!

そんなことを考えながら地下鉄に揺られて異変に気がついた。

あれ?手に持ってたはずのデラバンがない・・・

慌てて近辺を探したが何もない・・・出来事を振り返る・・・

・・・そうだ、チャージした時にケンに預けたんだ!・・・

「ケン!デラバンは?」
「え!」少し顔色を変えたケン・・・
「さっき返しましたけど!」
「うそ!貰ってないよ」
「いや、返しましたって!」

僕は一生懸命考えたが渡された記憶がない・・ついさっきの事なのに

いずれにしてもチャージした時にどうにかしちゃったに違いない。

とにもかくにも、デラバンは忽然と姿を消してしまった・・・

もうホテルについても何もない・・・・

僕はもう一度ケンの顔を見た・・・気のせいだとは思うが

口元が少し上がった気がした。・・・・・解せん!

しかし気を取り直さねば・・・粟ちゃんが待っている。

30数年ぶりの再会が待っている!

ホテルにチェックインすると気持ちを
切り替えてなんばに向かった。しかし、しかし解せん・・・・・


大国町のホテルから徒歩でなんばまで12,3分と言う所だろうか。

待ち合わせの場所に急いだ。連絡を取り合い何とか合流!

久しぶりに本当に久しぶりに逢った友の顔はあの頃より

心なしか老けてはいたが極端な変化はない。

(僕の同級生ってみんな若いんだよな。)

野球部のキャプテンだった彼は当時は坊主っくり。

そのイメージが強く残っていたので少し伸ばした髪の彼は何故か

新鮮だった。

しかし同級生と言うものは不思議なもので、昨年四日市で活躍してる

同級生の組長とあった時もそうだったように、あった瞬間に時を

さかのぼりあの頃に戻ってしまう。30年以上の時が一瞬で埋まった。

大阪は粟ちゃんのホームである、郷に入っては郷ひろみ・・・

と言う事でトコトコ後をついていく。屋台村のようなところで

杯を傾ける。積もる話に花が咲く、花が咲く!

いつの間にか僕たちは高校3年生になっていた。

野口が、松永が、桑山がいつの間にかそこに居た・・・・

だって「バ〇ボン」まででてきたもの(笑)・・・・

しかし楽しい夢はすぐに覚める・・・時間がもっと欲しかった。

今度はみんなで会おうとがっちり握手で別れた。

素敵な夜をありがとう粟ちゃん!また必ず会おう!