【住職中村のつぶやき】
おかげさまで「親子で一緒に"あきらめて手放す"で慈愛を育てる」本が出版されます。
自分で書いた子育てエピソードに涙ぐんでいる中村です😁
私を潤すこと雨のようであり、私を照らすこと灯のようだ 空海
この名言は空海上人が梵網経（ぼんもうきょう）というお経の解説をしたときに書かれた文章の一節です。
梵網経とは仏教の教えを守り父母の恩に報いるように生きなさい、と説かれているお経です。
空海上人の概説は途中まで梵網経の内容ですが、途中から中国における空海上人の師匠に思いを馳せて「師匠は人の姿をした仏さまだ」と回想します。
そして師匠の徳は「私を潤すこと雨のようであり、私を照らすことは灯のようだ」と褒め称えています。
上記の「私を潤すこと〜」がカレンダーに書かれた名言となります。
空海上人にとって師匠は偉大であり、父のようであったのでしょう。
合掌
合掌
仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
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