仏教ではよい人格を創り出すのは

①よい行動をする(身)

②優しい言葉を使う(口)

③よい心掛けをもつ(意)

と、説かれています。

 

つまり、①見返りを求めずに人に親切にして ②優しい言葉遣いをし ③誰かのためになるように心がける ことで人格が磨かれていきます。

 

反対に

①貪りの心で

②人の悪口や愚痴ばかりを言い

③普段から怒ってばかりいる

ような人は嫌われてしまいます。

 

貪りを意味する「貪」という漢字は「今」すぐに「貝」を持とうとすると書きます。貝はお金を意味するので、お金が欲しくてたまらない状態です。

同様に「貧」という漢字は「貝」を「分」ける意味です。貝を分けることができないと「貧乏」になります。

 

 

 

人間の行動は複雑なようで、分解すると3つになります。

①行動 ②言葉 ③意識 です。

3つが良い方向に向かうとよい人格となり、悪い方向に向かうと嫌われる人格となるのです。

 

誰かよりたくさんお金を持っていることが社会的なステイタスである世の中は転換期に来ています。

自分のお金をわずかでも回していく「寄附」の文化がもっと根付いて欲しいものです。

 

 

合掌
 
仏教の知恵で心豊かに過ごせますよう祈念しております。

 

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