先日に終活セミナーの講師を務めてきました。


ある自治体からの依頼でした。依頼があれば予定がブッキングしないかぎり受けています。

なぜ私に白羽の矢が立ったのか?と疑問だったのですが、事務局が講師紹介をしているときに疑問が氷解しました。


私は名刺に「終活ライフケアプランナー」と肩書を入れています。その他、マンダラエンディングノートのファシリテーターも入れています。ここを強調して紹介していたので、終活講師に相応しいと判断したのでしょう。



さて、終活セミナーで話した内容を小出しにして紹介します。


今回は葬儀について考えてみましょう。



セミナーでは以下の3つの質問について考えてもらいました。1つについて30秒で考えてください。


では、どうぞ!


①どんな祭壇で旅立ちたいですか?

②会いに来てほしい人は誰ですか?

③どこで葬儀を行いたいですか?


考えてもらった後、気づいたことや思ったことをシェアしてもらいました。


①について

以前のように派手な祭壇でたくさんの花に囲まれて旅立ちたい!という方は居なくなりました。家族葬が浸透してシンプルで小さく葬儀をしたい方ばかりになりました。


遺影にこだわりたい、花の種類は指定したいという方はいました。気になるポイントは以前と変わってきているようです。


②について

会いに来て欲しい方は身内だけという方がほとんどでした。友人や知人に来て欲しい方は少数でした。何らかのコミュニティに属していたり、主催していたりする方は、来て欲しいようでした。


③について

葬儀会館が圧倒的多数で、自宅などはほとんどいません。利便性や駐車場、待機する部屋の都合など葬儀会館が圧倒的に便利だからでしょう。

通夜だけは自宅で、という方はいました。長く病院にいて自宅に帰りたかっただろうから……という理由でした。




次回は「お墓(納骨)について」考えたいと思います。



合掌


仏教の知恵で心豊かに過ごせるよう祈念しております。



悲しみの心が癒えないときは文にしてみてください。公式LINEにてお話をうかがっています。

觀音寺公式LINE


厄除けや病気平癒の護摩祈祷の申し込みなど法話と天井絵の寺 観音寺ホームページにて受け付けています。