今日はパステルアート体験でした。

 

令和6年1月から「せっかくお寺でパステルアートをしているので、お寺らしいモチーフにしたい」という講師の勧めもあり、梵字アートを取り入れてみることにしました。

 

2月はお釈迦さまの誕生を表す誕生仏と梵字アートです。

 



 
図案だけでは何のことやら分からないので、お釈迦さまの誕生について紹介します。

 

今から2500年ぐらい前のインド北部(現在のネパールあたり)にシャカ族が暮らす国がありました。

国王とお妃様はとても仲が良かったのですが、ひとつだけ心配事がありました。

それは王子がいなかったことです。

 

ある日、お妃様は夢の中で6本の牙を持った白象が遠い空からやってきて自分の懐に入る夢を見ました。

不思議に思い国王様に報告すると、占い師に夢診断をさせました。

その結果、「おめでとうございます。きっと王子様が生まれる前兆に違いありません」となりました。

 

懐妊の兆しがあり、出産間近になるとお妃様は出産のため里帰りをしていました。

途中でルンビニーの花園にて休憩していたとき、きれいな花を取ろうと手を伸ばしたときに王子様が生まれました。

 

生まれたばかりの王子様は7歩歩き、天と地を指差して「天上天下唯我独尊」と叫びました。

「天にも地にも尊い命は1つしかない」という意味です。

 

王子様が生まれたのは4月8日と伝わり、天に二頭の龍が現れ喜びの雨を降らせました。

 

 

パーステルアートのモチーフは天と地を指差すお釈迦さまをモチーフにして梵字を配し、桜が舞い散る絵になりました。

描く人によって梵字の色やお釈迦さまの表情、服の色も様々で楽しいアートになりました。

 


3月は生まれの干支によって変わる守り本尊の梵字アートの予定です。

 

 

合掌

 

仏教の知恵で心豊かに過ごせますよう祈念しております。

 

 

 

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