連続ブログ小説
「隣の土地の所有者を調べる方法」
第10回
(前回のおはなしはコチラ)
登記子「それで、これはどう書いたらいいの?」
窓口 「お客様の住所と名前と、
あと、調べたいところの地番を書いてください」
登記子「地番?何それ?
隣の土地だからわからないよ」
窓口 「隣の土地ですか..。
では、お客様の土地の地図を請求いただいて、
そうしたらお客様の土地の周りの地図が
出ますので、それを見て調べたい土地の
地番を特定していただくことになります」
登記子「地番がわからないと、
証明書が請求できないってことね」
窓口 「そうです」
調べたい土地の地番がわからないと、
登記事項証明書を請求できません。
調べたい土地の近くの地図を請求して、
その土地の地番が何番かを特定します。
ただし、法務局の地図は小字ごと、町名ごとで
作られていたり、国土調査や土地改良の場合、
地区外と地区内で別の地図になりますので、
地図を請求しても隣の地番が載っていないことも
多いです..。