地籍測量図と登記簿の地積が違う、という謎。 | 登記を、もっと、わかりやすく。

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ふだんなじみのない登記簿について、できるだけ、わかりやすく説明させていただきます。わかりにくいところは、遠慮なく質問してください。よろしくお願いします。

昭和39年分筆。

地籍測量図備え付けあり。


登記簿の地積は、

4889.25平方メートル。

もともと4889平方メートルで

登記されていたが、

のちに「宅地」に地目変更して

4889.25平方メートルに。

ところが、

地籍測量図の実測面積は、

4891.65平方メートル。




どういうこと?


......。





答え、言ってもいいですか?




昭和39年でピンときたあなたは

さすがです。



当時は平方メートルでなく

「坪」で表記してたんですね。


4891.65平方メートルを

「歩」に換算すると、

4反 9畝 9歩 になるらしいです。


この4反9畝9歩は

4反=1200歩

9畝=270歩

だから、合計1479歩。



これを、平方メートルに換算すると、

4889.25平方メートルになる。



ということです。

換算の過程で、

端数が消えてしまったんですね~。