法務局は、どんどん「統廃合」を進めています。
登記申請の少ない出張所・支局は、大きな支局に「統廃合」されています。
これも、国家公務員を減らそう、小さな政府をめざそう、ということで、
無駄な経費を削減する上ではいいことだ、と思います。
ただ、無料で法務局職員の相談を受けることができるチャンスが減る、と
いうのは、困る。これじゃ、大都市に住む人しか、自分で登記申請できない
じゃないですか。
「統廃合」だけでなく、商業法人登記事務の「集中化」も進んでいます。
どういうことかというと、会社の登記は、もう出張所・支局では受け付けない、と
いうことです。本局でしか、会社の登記を受け付けてくれないのです。
どうして皆、もっと文句を言わないんでしょうか?
「法務局」があるのに、登記を受け付けないって、どういうことですか?
明らかに、行政サービスは悪い方に向かっています。
今、ものすごく景気が悪くて、会社の登記を自分で申請したいのに、
本局まで行かないといけないの?
もうからないから、会社を解散したいのに、高い登録免許税もとるし、
本局まで行かないといけないの?
会社の登記は、不動産と違って、遅れたら「過料」を払わないと
いけないんだよ!2週間以内にしないといけないんだよ。
おかしいよ。法務局があるのに、受けられないって。
もっと、国民の目線に立って、サービスしてよ。
法務局は、自分で「法務局の必要性」を否定するつもりなのかな。
「法務局」、なくなるよ、このままじゃ。
市町村の窓口で、受け付けてくれた方がよっぽど、便利だもん。
それとも、便利だから市町村に移管しましょう、という動きなのかな。
しかし、ほんと、不便な時代になった、と思う。