【新入荷!】
◾️昇龍蓬莱 生酛特別純米槽場直詰生原酒 特濃極甘❤︎超限定品
神奈川県北部の山間部に位置する、愛甲郡愛川町。酒造業としての大矢孝酒造の歴史は、江戸後期の文政13年(1830年)が始まりですが、大矢家の家系図をひもとくと、初代当主は戦国時代にまで遡ります。戦国時代、この地域で武田信玄と北条氏康との間で合戦があり、大矢家の初代は北条方の騎馬隊長を勤めていました。
この地には田代城という城があったそうですが、その合戦の中、城主が武田側に寝返るといううわさがあり、真偽を確かめるため城に向かうことになりますが、城に入って間もなく、北条側の敗北で合戦は終わります。このとき思うところがあったのでしょうか、大矢家の初代は武士であることを辞め、この地に土着する決心をしたのが始まりとされています。大矢孝酒造の母屋には、たいへん立派な木が2本立っています。初代当主はこの地に住み始めたときに、家が栄えるようにとケヤキを家の周りにたくさん植え、その当時の木が樹齢400年を超える年輪を重ね、今日も蔵元を見守り続けています。このお酒は通常よりも仕込み水を極端に減らして造られました。そのぶんお酒に含まれるエキス分がとっても濃い仕上がりです。実は江戸時代(初期~中期頃)の日本酒は現代と比べて仕込み水の量が少なく、水分量より白米量が多くなるものでした。まるでその製法を再現したかのようなお酒となっております。この機会にぜひ一度お楽しみください☆
きときと富山を肴に今夜もほっこり日本酒で乾杯☆