【新入荷!】
◼︎黎明 本醸造
沖縄唯一の蔵元が届ける日本最南端の清酒。
創業者の安田繁史は現在の岩手大学で農芸化学を修め、技術者としてのプライドを沖縄の地での酒造りに賭けました。今から五十余年前のことです。沖縄の酒といえば泡盛。それは温暖な気候と風土が生み出した沖縄独特の地酒。安田は泡盛をはじめ、沖縄で唯一の清酒、焼酎(甲類)、みりん、リキュールなど、5つの酒類製造免許を取得。その卓越した技術と精神、伝統製法は、当蔵の製品に今も生き続けています。ほとんどの方は沖縄に清酒のイメージは持っていないでしょう。「なぜ温暖な沖縄で清酒?」と良く聞かれます。当蔵は、先代の創業者・安田 繁史が学んだ醸造技術をもって、沖縄での酒造りに挑んだところからスタートしています。「酒造りの環境さえ整えれば、沖縄でも美味しい清酒が作れる」そこには創業者の技術者としての誇りと、困難に挑戦する職人気質がありました。本来、高温多湿な沖縄の気候は、清酒造りにはプラスとは言えません。そこで当蔵では、長崎にかつてあった蔵元「黎明酒造」から技術提携を受け、四季醸造方式を導入。通常、日本酒は「寒造り」と言われ、冬期に集中して1年分の酒を仕込む伝統があります。四季醸造とは冬期だけではなく、季節を問わず通年を通して一定の環境を作り、酒造りが出来る醸造施設を使用した酒造りのこと。その為、機械的で伝統からは遠い、良い酒を造る為の設備ではなく、量産をする為の設備、というあまり良くないイメージもあります。ですが泰石酒造のこだわりの酒造りには四季醸造が不可欠。この設備があるからこそ沖縄の気候でも、美味しい清酒造りが実現可能なのです。泰石酒造はラインで清酒を大量生産する大手酒造メーカーではありません。昔ながらの人の手作業での酒造りが基本の蔵元です。当蔵では長年の経験と日々の研鑚により、「清酒造りには向かない」と言われた沖縄の地でも、上質な味わいの清酒を造る技術を確立しました。ですが清酒造りは、日ごとに変わる気温・湿度・天候など、自然環境に大きく左右されるもの。それは四季醸造を取り入れている当蔵も、決して例外ではありません。最終的な品質を決めるのはやはり「人の手」。杜氏の研ぎ澄まされた五感と技、丁寧な手仕込みによって泰石酒造の酒造りは支えられています。(HP引用)
この機会にぜひお楽しみください!
きときと富山を肴に今夜もほっこり日本酒で乾杯☆