音楽をダウンロードか
音楽をケータイでダウンロードする時代。どんどん曲作りに対しての気持ちが薄れてくるですな。
まぁ今は音楽活動を表向きしていないので問題はないですが・・・
実際、作品をリリースするまでの過程は大変なもの。レコーディングはその中でも一番大変。
それはプロの世界で経験した人にしかわからない世界ですが、だから尚更音楽を簡単にダウンロードされる事が悔しい。
俺がデビューした頃、もうレコードはCD化してましたが、それでもアーティスト側としては不満タラタラでした。
何故かというと、音楽のセンスは勿論、レコードジャケットにもこだわりがあるからです。 憧れのアーティストのジャケット、それを越したい気持ちがあるのに、CDのジャケットの小ささでは表現が仕切れない。
また、部屋にCDが転がっている様と、レコードが転がっている様では、圧倒的にレコードの方が存在感がある。また大切に作られた品だから、買い手としても大切にしたくなる品でもある。
そんなもんで、今も尚CDは俺の中で認められない。
でも、ファンに「今度のアルバム、もうレコード屋で予約しましたよ!楽しみです!」なんて言われると嬉しいものだ。だってわざわざレコード屋に足を運んで予約してくれるんだよ。生みの苦しみを味わいながら頑張った甲斐があったと思わずにいられない。
なのにケータイでダウンロード? んん確かに我が家でも俺以外の妻や娘や息子、皆ダウンロード派かも知れない・・・ うう切ない。
そんな中、希望を胸に日夜作曲に励んでいる娘。一日中ギターを弾いて歌っている。 ほんま俺の若い頃ソックリや。