どうも、からだのエンジニア 藤井崇次です。
今日もiPodTouchからの更新です。
なんかPCよりも相性が良いみたいで、サクサク更新できます。

まずは、お香セットプレゼントの兼ですが、応募は月曜日の営業開始まで。「お香頂戴係り」と書いてtaishindo.hari@gmail.comにメールをください。
早速、数名の方に応募いただきました。
応募してくださった方有難うございます。

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さて、『花粉症の治療』と一言にはなってしまいますが、実はいろいろ複雑です。

まずは、大きく対処の仕方で分けます。
対処(対症状)療法と根治療法。

前者は鼻と目の問題に分けられるでしょうか?※大きく差し障りのある症状として

鼻の場合、印堂、迎香と言った鼻の周りのツボを用いて鼻の炎症/過敏反応を落ち着かせて、鼻水やくしゃみ、鼻詰まりの軽減を期待します。

目の場合、承泣、四白、セイメイ、サンチク、太陽、眉衝、印堂など目の周りのツボを使います。

これが対症状療法。

根治療法はというと、何が原因かを探りそれに対処し、再発しない身体を作るためのもの。

泰心堂はりきゅう院では、東洋医学の基準に基づき、「どの蔵府-経絡が原因か?」と考えた上で経絡の気の調整=全身のバランス調整として治療をします。

基本的に花粉症はアレルギーI型のアレルギーですから、大腸の問題が絡んでいると診ます。その上で大腸ならば大腸経に注目し、表裏関係の肺経の問題に目を向けます。この段階で理由がはっきりすればそれを採用。

しない場合は難経69難の母子関係に目を向けてその虚実を診。場合によっては共軛関係あるいは表裏共軛関係を診ます。

大腸経と母子関係にあるのは、五行相生関係を正しいとすると、肝→心→脾→肺→腎と母→子関係になるので、大腸は肺と表裏、ならば脾の表裏関係の『胃』が母の関係となる。

共軛関係は経絡の循環の並びで診る。実はこれも胃経になる。表裏共軛関係は脾経。共軛関係は実は2種類あって、経絡の流れの最後(肝経)と最初(肺経)もまた共軛関係にある。なので共軛関係ならば胆経を、表裏共軛関係ならば関係を用いる。

それぞれの経絡上の反応のツボを取って、鍼または灸を用いて適切な刺激を行い反応を解消・あるいは軽減など変化をさせることを以て、身体が変化したと診る。その変化の結果、自律神経のバランスが取れ、症状が落ち着き、花粉に対する耐性を獲得した場合治癒とみなす。症状が軽減など変化した場合も効果ありと見て調整を続けて行って、治癒を目指す。
鍼灸の場合そういう治療になる。

余談だが、ヨーグルトを食べると・・・という話は実はこの『胃』や『大腸』の力を整えることにリンクしている。ある部分だけの話ではあるが、妙なところでリンクしている。

治療の相談予約は、泰心堂はりきゅう院へどうぞ

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