どうも、からだのエンジニア 藤井崇次です。
本業は サロン経営者にして鍼灸師。

普段は私のサロン 泰心堂はりきゅう院にて施術活動をしています。

泰心堂はりきゅう院のweb http://takefor.client.jp/

せっかく、2011年版を公開したので自慢したいのです。(笑)

取り扱い疾患は、健康、美容から肩こり腰痛、神経痛はもちろんめまい、自律神経失調症、いくつかの精神疾患、難病まで

東洋哲学に基づいた東洋医学の視点で身体を捉え、施術をさせていただいております。

とは言え、実はこのプロジェクトは私自身の喘息の治療から始まりました。

『喘息』、近年また増えているようですが、私、実は小児喘息でした。
それこそ発作が起こったら、呼吸困難状態で口を押さえて転げまわるなんて何度も何度も経験しました。鶏明ぜきとはよく言ったもので、明け方に起こった喘息発作の辛かったこと。
たびたび明日がくるのかと不安に思ったものです。

からだの成長に連れて多少は治まってきましたが、未だ、疲れがたまると喘鳴音がする状態です。

ま、でも、この治療法を考案してから、発作らしい発作はあまり起こしていないですね。直近2年で、多少連続して咳が出たくらいです。

さて、どんな処方かと言えば・・・

実はこの治療、『手のひら』だけを使います。

手のひらの中央ラインの指先側を頭と考え、中指と手のひらの間をみぞおちとして捉えます。で、大きな関節と指の関節をを対応させると、胸のあたりが基節骨、之どの辺が中節骨、顔頭が末節骨となります。
両手のそのあたりを丹念調べて異常反応を検出し、そこに対して刺鍼または施灸を施す。

加えて、喘息はアレルギー症状の一つなので、大腸の調子を整えるツボを併用します。
またからだの力の低下でスイッチが入るので、他に体に症状がないかをつぶさに調べ、それに対応した処方を加えていくと、発作の起きにくい身体に徐々に変化していきます。

この方法は、ここ5年で30人ほどの喘息をお持ちの患者さんに試してもらったところ、7割ほどの方が症状の改善を体験されました。
※私の治療院の規模で30名もいるのはかなり多い。

治療期間、回数は人により異なるし、慢性かつ器質に影響のある疾患なのでそれなりに掛かると思ってください。
ですが、やっておくと体の調子が良くなって、咳による呼吸困難の心配が減るのでおすすめですね。