からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
今日は、ホントデジカメネタで攻めています。(笑)

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さて、三本目は超高倍率ズームカメラ。
これにはコンパクトカメラタイプと一眼レフ(形状)タイプがある。

コンパクトさは確かに売りなのだが、あえてここはグリップの良い一眼もどきを薦める。

定評があるのは実はキャノンのPowerShot SX30IS。

http://cweb.canon.jp/camera/powershot/sx30is/index.html

24mmから840mm(35mm換算)は脅威の数字。なのだが、惜しむらくはRAWモードがない。

そしてNEWモデルということで

SONY HX100V
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-HX100V/index.html

これも27mm-810mmの30倍ズーム。フルハイビジョン動画が取れるのはポイントだが、やはりRAWモードがない。

RAWモードは私のこだわり。なくともこだわらないヒトはまったく問題ない。むしろファイルとしては小さいので同じ4GBのSDカードで倍以上の枚数差になる。

だけど、あえてRAWモードを薦めたい。
理由は、ホワイトバランスやクリエイティブモード(WB、vvid、ノスタルジックなど各種カラーフィルターモード)などを無視して撮影できるから。

写真はホワイトバランス一つで大きく印象が変わる。jpeg画像で色調変更などを行うと画像が劣化してしまうので微妙。なので作品を撮りたいと思ったら後でホワイトバランスを綿密にいじることができるのが望ましい。

で、そういう意味でお勧めはフジフィルムの新機種二種

一眼タイプのHS20EXR
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/s/finepix_hs20exr/
コンパクトタイプ F550EXR
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/f/finepix_f550exr/

HS20EXRは30倍ズーム 広角24mmから望遠720mmまで一台で様々なシーンまで対応可能な実力がある。
対して F550EXRはズームこそ15倍だがそのコンパクトさから来る機動性が高い。そしてGPS機能。

じっくりと写真を撮りたい人はホールド感のよいHS20EXRを、気軽に持ち運びたい人はF550EXR。
そんなチョイスが考えられる。

ちなみにこういう高倍率対応機種のメリットはレンズ交換式に比べて、
1.レンズ交換式に比べて形状が小さく携帯性が優れる
2.レンズ交換式に比べて軽い。
3.30倍ズーム 広角24mmから望遠720mmなど一本のレンズで様々な状況に対応できる。

デメリットは
1.画像素子の大きさが小さい。その割に画素が大きいので必然、質感が低い。(情報密度が高すぎるために削られる情報が多い)
2.レンズが暗い。望遠域では特に暗くなる。
※標準40mm-60mm相当域ではむしろ明るいものもある。
3.汎用であるがゆえにレンズ精度が低い

理想的なのはシチュエーションに合わせた単焦点レンズ。だけどそうなると割り切って一本勝負か、相当数のレンズを持ち歩くことになるのがレンズ交換式の最大の難点。コストも掛かる。

個人的なお勧めは、こういう超高倍率ズームデジカメ一台と単焦点デジカメを一台持ち歩くのが操作性、コストを考えた上ではGoodな選択だと思う。

レンズ交換式一択にならないのはレンズを交換している間にシャッターチャンスを逃す恐れがあるから。
『撮影』にいくのならカメラは2台は持ちたい。