こちらのプラスチックの寿司桶。いらないんだけど捨てるのがもったいないという事で、引き取ったものです。
このままだと用途がないので、紙を貼ってオシャレな感じにしてみようと思いました。使うのは古い時刻表。
 
つまり、
 
・寿司桶をオシャレにする
・時刻表をオシャレにする
 
という二つの課題があるわけであります。
 
えー、普通にオシャレな紙を貼ったらいいやん!って、私も最初はそう思ったんですけど、この形状にきれいに紙を貼っていくってのが、無理!って思ったんですよ。
 
(全編はブログの下の方においてます。)
 
まずは、時刻表をボンドで貼り付けていきます。ボンドは水で薄めました。ボンド:水=1:1くらいです。
 
乾燥させたら所々貼り付きが甘くて浮いている部分があったので、そこはカッターで切りこみを入れてボンドを流し込み、上から紙を貼って切り込みを隠しました。
 
で、ここからどうしたら洋風でオシャレにできるのか皆目見当がつかなかったので、コラージュサンプルを作ってみました。

 

思いついた段階で、こりゃだめだって思うものもあったんだけど、実際に形にするって大事だと思ったので、全部やってみました。形にしてみると、やっぱりねってなものもあったけど、予想してたより良いじゃんってなったのもありました。

これは、カレンダーの数字を貼ったところまでは良かったと思うんだけど、ひらがなを入れた時点であちゃーってなりました。文字が後ろの時刻表の文字ととけ込んでしまったんです。やっぱりアルファベットがいいねv

 

そんな試行錯誤をやっている動画↓

 

その結果、採用した柄がこちら↓

黒と茶色のインクで、ハンコをかすれた感じにペタペタしてみました。

 

因みに、黒は水性、茶色は油性のインクです。意図的に使い分けたわけではありません。持っていたのがこれだっただけ。

 

これにニスを塗るんですが、果たしてどうなるか。いざ、ニス塗り!

時刻表を一枚しか塗っていない部分が、透けてしまいました。が、これは乾燥したら大丈夫でしたOK!

 

あと、インクの滲み具合ですが、水性インクが十分に乾燥していなかった部分がやや滲みました。

 

それよりも大問題だったのが、ニスの塗り方。

 

出来上がりがなんだかペタペタするので調べてみたら、ニスの塗り方を根本的に間違っていたんですよね。厚塗りし過ぎてしまったのです。正しいニスの塗り方は、このようになっておりました↓

 

・薄く!!

・重ね塗りは、乾燥時間(1時間以上)を目安に、完全に乾燥させてから

 

どぼっと一度に厚く塗ったり、乾燥する前に重ね塗りをしてしまうと、内側のニスが乾燥しないままになり、それがペタペタの原因となるようでした。そうなったらもう、ニスを削るしかないのだとか。

 

幸いにも、一か月ほど放置していたら、ペタペタはマシになりました。

正体が寿司桶だって知っていたら寿司桶にしか見えないけど、知らなかったら元々そういうプレートだと思うんじゃない(笑)?

 
その様子の動画↓