ミュージカル『マチルダ』を観た後は、東急シアターオーブから歩いて(約30分強くらい)日本青年館ホールへ。

ミュージカル『アルジャーノンに花束を』を観てきました。

ダニエル・キイス原作のこの作品は、テレビドラマで2002年(ユースケ・サンタマリア主演)、2015年(山下智久主演)で放送されており、舞台版も色々な劇団で上演されています。キャラメルボックスでもやっているのね。

ミュージカル版は、2006年初演。この時に主人公チャーリー・ゴードンを演じたのが浦井君。

8年後の2014年に浦井君主演で再演。
再演の時の感想日記に初演時の事とか、思いを熱く語っていたようなので(笑)、ご興味ある方は、読んでみてください。あらすじもそちらに記載していますが、こちらにも書いておきます。

そして、2017年の3回目と2020年の4回目の上演は、浦井君ではなく、矢田悠祐さんがチャーリー・ゴードンを演じました。(私はこの回は行ってません。)

そして、5回となる2023年は、浦井君!
もう本人もファンもどれだけ待ち望んでいたことか。

2023年のキャスト(敬称略)
浦井健治 
東山義久
北翔海莉
大山真志
長澤風海
若松渓太
大月さゆ
藤田奈那
渡来美友  

原作:ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」
脚本・作詞・オリジナル演出:荻田浩一 
演出・振付:上島雪夫 
音楽:斉藤恒芳

あらすじ
32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて手術により、チャーリイは天才に変貌したが…。

初演、再演とアルジャーノンを演じた、森新吾さんは、2019年に心筋梗塞のため37歳でお亡くなったので、余計にこの作品への思いがキャストの皆様もファンも強いような気がします。

2014年の再演から9年の時を経て、チャーリーゴードンを演じた浦井君は、素晴らしかった。私ごときが言うのも失礼だけど、歌も演技も磨きがかかっていて、チャーリーの苦悩と葛藤が表情から色々伝わってきて、そしてチャーリーのあの笑顔とピュアさには泣かされる。

来月もう一回行きます。






ミュージカル『アルジャーノンに花束を』2014年の観劇日記その1